釣りの厄介者「クサフグ」が持つ毒、驚きの危険性とは!?食べることは出来るのか?

2019.8.8


釣り人にとっては身近でありながらなんとも厄介な存在である「クサフグ」

釣る前も釣った後も面倒なクサフグですが実は食べることが出来る??今回はそんなクサフグについて詳しくご紹介します!

釣りの厄介者“クサフグ“

出典:Wikipedia

釣り人の嫌われ者のクサフグですが、その詳しい生態や嫌われる理由を解説します!

クサフグの生態

クサフグはフグ目フグ科に属する魚で、北海道から沖縄まで日本各地に生息しておりどこででもその姿を見ることが出来ます。主に浅い岩礁などにいますが泳ぎは苦手であまり積極的に泳ぐことはありません。

普段は大体15センチほどですが、怒ると毛を逆立てぷくっと膨らみます。ちょっとかわいいですね。

クサフグの名前の由来

「フグ」という名前はフグの大きな特徴である「膨らむ」という言葉が由来になっています。クサフグは背面が緑っぽいのが特徴であり、その色合いから「クサフグ」と呼ばれるようになりました。

クサフグの毒

身近な魚過ぎて危機感を持ちづらいですが、クサフグが持つ毒である「テトロドトキシン」は危険な毒です。

痺れや吐き気、けいれんを起こし、命を脅かすほどの毒性です。また、水で洗っても加熱しても分解されず、解毒薬もありません。

「当たったら身の終わり(美濃・尾張)」というダジャレもあるくらい昔からその恐ろしさは伝わっていました。

釣りの時の嫌われ者


冒頭でも軽く触れましたが、クサフグは釣り人から非常に嫌われています。理由の1つはもちろん毒があるからです。

せっかく釣り上げても毒があり、自力で食べることが難しいため逃がすしかできません。

それに加えクサフグはその強い好奇心と硬い歯から、エサを盗むだけでなくルアーや釣り糸を食いちぎってしまいます。そりゃ嫌われますよね…。

そもそもクサフグは食べれる?


毒があると紹介したクサフグですが食べることは出来ます!しかし色々と条件はあるみたいです。

フグ調理師免許が必要

先ほども述べたようにクサフグがもつ毒、テトロドトキシンは非常に危険な毒です。

クサフグは素人が調理するには危険すぎる魚です。もし食べる際には必ずフグ調理免許を持つ人に調理してもらいましょう。

フグ専門の調理師もいるほどですから、どれほど神経を使わなくてはならないかが分かりますね。

可食部位は筋肉のみ

非常に強い毒性があり、また洗っても加熱しても分解されることのないテトロドトキシンですが、フグの種類によってどの部位にこの毒が含まれているかが変わります。どのフグのどの部分が食べられるのか複雑なのです!

クサフグの場合は、内臓や皮にも毒がある為、身(筋肉)部分しか食べられる部位はありません。

因みに、高級魚として有名なトラフグの可食部分は身(筋肉)、皮、白子(精巣)です。小さい魚なのに更に食べることが出来るところは少ないんですね。

食べられるけどおいしいの?

そして気になるのはその味ですが…。クサフグは非常に美味しいらしいです!味噌汁や鍋、刺身や空揚げにしても美味しいそうです!

しかし!!クサフグは市場などでもほぼ流通しません。それは、可食部分の身にも若干の毒性があるからだそうです!一応身の部分は食べられるクサフグですが、本来は食べない方が無難です。

昔は、そのおいしさの為、当たらないとタカをくくって手軽に獲れるクサフグを独自調理で食べて当たってしまう人が今よりも多くいたそうです。魅惑のクサフグですが、食べるにはしっかりとした知識と技術が不可欠ですね。

フグ毒“テトロドキシン”の恐怖


ここでフグに含まれる毒である「テトロドトキシン」について詳しく解説します。先ほどから何度か紹介していますがその毒性は本当に恐ろしいです!

青酸カリの850倍!致死量1~2㎎

あまりにも凄まじい数値にもはやいまいちピンときませんね…。毒性は毒物の代名詞とまで言われているあの青酸カリの850倍。そして致死量はたったの1~2mg…。尋常じゃないですね…。

数値として改めて見ると本当にとんでもない毒ですね。くれぐれも素人だけで調理するのはやめましょう!

ちなみにヒョウモンダコやカブトガニもこの毒をもっているそうです。気を付けましょう。

毒以外にも歯も危険


毒の危険性だけに目がいきがちですが実はもう1つ注意すべきことがあります。それはです。

噛む力が非常に強い


釣り糸やルアーを噛みちぎってしまうことから釣り人に嫌われていると紹介しました。
このことからもわかるようにフグは噛む力が非常に強いです。

以前FUNDOでフグのその衝撃の噛む力を紹介したことがあるので是非ご覧ください。本当にびっくりします!

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まとめ


クサフグが思っていたよりかなり危険であることがわかりましたね…。

小さくて可愛らしく見えますが扱いには注意が必要です!これから釣りに行かれる方も十分に注意してください!美味しいらしいですが調理も免許を持っている方に頼みましょう!

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出典:Wikipedia(クサフグ)

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