最近はカメラの進化が目覚ましく、一般カメラでも明暗やクレーターまで分かるはっきりとした月の写真を撮ることができるようになりましたね。
そんな中、海外掲示板Redditに特殊な太陽スコープを使って撮影された「太陽から上がる炎」の写真が投稿され驚きの声が上がっています!一体どんな写真が撮れたのでしょうか?
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鮮明に写し出された「太陽から上る炎」
投稿者であるRedditユーザーのajamesmccarthyさんが、アメリカ・カリフォルニア州サクラメントにある自宅の裏庭から撮影したというその写真がこちらです。
出典:reddit.com
ここまで鮮明な写真が撮れるとは予想していませんでした。地球儀を眺めるように、至近距離からまじまじと太陽を観察していると錯覚するほどはっきりと写った写真に、海外の方からも驚きの声が多数寄せられています。いやぁ、とても個人で撮影したものとは思えません。
ちなみに、メラメラと立ち上るこの炎は太陽の下層にある大気が上層の大気(コロナ)に突き出たものであり、英語名の「プロミネンス」や「紅炎」と呼ばれるもののようです。学校の教材としてもかなり役に立ちそうな写真ですよね。
特殊な太陽スコープを使って撮影
そこで気になるのが撮影方法。
ajamesmccarthyさんによると、撮影には特殊な太陽スコープが使われているとのこと。その特殊な太陽スコープは特定の周波数の光に焦点を当てることができ、0.5オングストローム幅(1オングストロームは1mの100億分の1の長さ)の可視光部分にターゲットを絞ることによって鮮明に捉えることができるそうです。なにやら難しいですが凄そうなアイテムですね!
使用されている太陽スコープの価格は約$3,200(日本円で約35万円)とのことですが、もっと低価格なものもあるようです。
これぞロマン!という一枚。自分で撮影できたらめちゃくちゃ興奮しそう♪
また、この他にもインスタグラムでajamesmccarthyさんが撮影した天体写真が公開されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
Andrew McCarthy(@cosmic_background) - Instagramアカウント
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出典:reddit.com