【国歌】君が代の意味を知ってる?元は古今和歌集?国歌となったのは実は最近

2019.10.2


世界一短い国歌として知られる君が代は、日本が誇る美しい響きの歌ですよね。そんな君が代は誰もが一度は歌ったことがあると思います。

しかし、その意味については知らない人がほとんどなのではないでしょうか。そこで、ここでは君が代の歴史を詳しく解説しながら、その意味についてもご紹介します。



日本国歌「君が代」


日本の国歌としては誰もが知っている君が代ですが、実はどういう歌なのかわかっていない人もいます。日本国民であれば知っておきたいことなので、まずは君が代とはどういうものなのか紹介します。

世界で一番短い国歌


君が代は数ある世界各国の国歌の中でも、世界一短い国歌だと言われています。
時間でいうと、ヨルダンの国家が最も短いそうなのですが、歌詞の長さでいうと君が代が最も短い国歌となります。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔むすまで」

漢字を含めて26文字しかないことこそ、君が代が世界で最も短い国歌と言われる理由でもあります。

故に、この短い歌詞の中に込められた意味や思いのとらえ方が難しく、人により解釈の変わるところであります。

法制定されたのは1999年


君が代と聞けば、もう何百年も前から歌われてきた国歌のように思いますが、実は正式に日本の国歌として法制化されたのは1999年のことです。

そう考えると意外と歴史は短く、最近になってようやく国歌として認められたと言えますね。ただ、10世紀初頭にはすでに原型が作られており、そう考えると1000年以上も前から愛されている歌というのがわかります。

元々は古今和歌集の和歌


もともと君が代は10世紀初頭の勅撰和歌集である古今和歌集、その「読人知らず」の和歌が初出だと言われています。当初は祝福を受ける人の寿命を歌っていたものだったのですが、それが天皇の治世を奉祝するものとなっていきました。




君が代の歌詞の意味


君が代を歌ったことがある人でも、その歌詞の意味についてはわからないという人がほとんどなのではないでしょうか。事実、君が代の歌詞は単純に紐解けるものではありません。ここでは君が代の歌詞に含まれている単語の意味について詳しく解説していきます。

解釈は人によって様々


君が代の解釈は人によって様々であり、何が本当の意味なのかは実は解明されていません。激動の時代の中で変化しながら日本全土に浸透していったため、解釈も違います。

本当の作者の意図は不透明なまま


君が代の作者に関しても意図も不透明なままとなっており、巷では色々な説が流れています。

文徳天皇の第一皇子だった惟喬親王に仕えていた木地師だったとする説がありますが、堯智という人物の古今和歌集陰名作者次第では橘清友ではないかという説もあります。ただ、なぜ君が代が作られたのかというところは、当時の人間しか知りえないこともまだまだ多いということです。

歌詞の単語ごとの意味


ここからは君が代に含まれている歌詞の意味について解説します。以下、君が代の歌詞です。

「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔むすまで」

君が代


君が代という言葉は我が君という言葉とも解釈でき、様々な解釈ができます。ただ、君という言葉からわかるように、身近な人を意味する言葉と考えられ、もともとは身近な人の長寿を祈る歌として君が代は歌われていたと言われています。

しかし、我が君と読むと君主、主に天皇を敬愛する人たちが尊敬の念を込めて歌ったとも解釈でき、歌の奉納などでも使われたと考えられています。さらには君という言葉そのものに成長した男女という意味が込められており、永遠の愛や永遠の絆を歌ったものだという解釈もあります。

君が代という言葉は歌い手と聞き手によって受け取り方も違うわけです。

千代


千代というのは文字通り千年を意味します。合わせて八千代は八千年を意味しています。

さざれ石


さざれ石というのは小さな石や細かい石を意味しています。


巌というのは岩石のようなごつごつとした大きな岩を意味しています。

苔のむすまで


苔むすまでという意味には、苔が生えるほどの長い年月を意味しています。

ネットで話題の君が代ヘブライ語説


君が代は日本古来の国歌ですが、近年ではネットで話題となっている説があります。ここからは巷で囁かれている君が代に関する説について紹介します。

古代日本に来たユダヤ人が作ったとされる説


近年、ネットを中心に広がっているのが、君が代が日本語ではなくヘブライ語で作られているものだという噂です。しかもそれは流言飛語ではなく、根拠と言えるような事実もあるのだとか。

実際に君が代の歌詞はヘブライ語としての発音も多く、日本語とはまた違った解釈をすることができると言われています。もともとこの説は、君が代は同じ音が繰り返し使われている歌詞とヘブライ語の響きが似ているというところから囁かれるようになりました。

「ヤ」「ヨ」という発音はヘブライ語に多く使われており、実は「ヤチヨ」という言葉はヘブライ語で「シオンの民」という意味の言葉と同じ発音なのです。

さらに「イシ」はヘブライ語で救いを意味する他、君が代の歌詞に登場する石や巌はイスラエル人にとって神を意味するのだとか。つまり、君が代は神の民と呼ばれるユダヤ人の思いが詰まったメッセージなのです。

恋愛歌説も存在


君が代で有名な説と言えば恋愛歌説ですよね。これはネットでも常に言われている噂の1つであり、何とも日本らしい意味で解釈されていると言えます。

君が代という言葉の意味に含まれる君という言葉には、成長した男女という意味があり、君が代はその愛や絆が永遠に続くようにと祈りを捧げて歌われたものだとも考えられているのです。

いつまでも君と一緒にいたい、苔むすまで時を超える美しい愛や絆の物語……日本らしくて素敵な解釈ですよね。

まとめ


日本の国歌と言えば君が代ですが、実は君が代は未だに解明されていない部分も多いです。だからこそ人によって様々な解釈があり、歌い手と聞き手によって意味も違ってくるのかもしれません。

これからも日本の国歌として、この美しい歌が多くの人に歌われることを祈りたいところです。

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