【バラの花言葉】何も考えず恋人に贈ったら怒られちゃうかも!?贈る色や本数で変わる意味とは

バラといえば人に贈る定番の花ですよね!入学や誕生日といったお祝い事から卒業式や退職に際してなどあらゆる場面で贈られています。しかしバラが綺麗だからと言って何も考えずに恋人に渡すのはよした方がいいかもしれません。

相手を怒らせるだけでなく、場合によっては分かれることになってしまうかもしれませんから…。バラの何がそれだけ恋人の危機になるかをご紹介します。

色によって花言葉が違うバラ

恋人との関係が危機に陥るかもしれないバラの危険性、それは花言葉にあります。

それぞれの花に様々な意味の花言葉がありますが、世界中で人気のある花であるバラには花弁の色によってそれぞれ花言葉が付けられています。その花言葉の中には恋人に贈るにはふさわしくないのでは?というものがあります。

花言葉とは

花言葉の発祥に関しては諸説ありますが、オスマン帝国で行われていた自分の思いを花にのせて恋人に贈っていたことがはじまりとも言われています。この行為がイギリスの貴族社会やフランスなどヨーロッパ社会に広がっていきました。特に1819年にシャルロット・ド・ラトゥールの『花言葉』が出版されて以降、人々に広がり用いられるようになりました。

日本にも明治時代のはじめには伝わっていたと考えられ、日本の風習などにあわせて独自の花言葉が広まっていったとされます。現在では新種の花が開発されると開発者によってコンセプトやイメージにあう花言葉が付けられることも多くあります。

バラ全般の花言葉

愛・美がバラ全般を指した場合の花言葉です。

赤いバラの花言葉

愛情・あなたを愛しています・情熱な恋・情熱・美といった花言葉があります。

紅色のバラの花言葉

鮮やかな赤の紅色には、死ぬほどあなたに恋焦がれていますという花言葉があります。

濃紅色のバラの花言葉

深紅や真紅とも表現される濃紅色には、内気・恥ずかしさという花言葉があります。

薄紅色のバラの花言葉

淡紅とも呼ばれる薄紅色の花言葉は、灼熱の恋・愛の誓いです。

白いバラの花言葉

白いバラの花言葉は純潔・私はあなたにふさわしい・深い尊敬です。

ピンクのバラの花言葉

しとやか・上品・愛の誓い・感銘・暖かい心といった花言葉の他に、濃いピンクをしていれば感謝、薄いピンクは誇りの花言葉があります。大輪のピンクのバラの場合は赤ちゃんができたという花言葉になります。

オレンジのバラの花言葉

絆・信頼・情熱・幸多かれ・無邪気という花言葉を有しています。

緑色のバラの花言葉

花言葉は穏やか・希望を持ちえるです。

紫色のバラの花言葉

誇り・気品・尊敬という花言葉があります。

虹色のバラの花言葉

白いバラに着色料を含ませた水を茎から吸わせることで様々な色の花弁になっているのが、レインボーローズとも呼ばれる虹色のバラです。人々の創育工夫が生んだ虹色の薔薇には無限の可能性・奇跡という花言葉があります。

青いバラの花言葉

青いバラは自然界に存在せず、バラに用いることができる青色色素も無いと考えられていました。しかし日本企業のサントリーが開発に成功しました。

それまで想像上の産物だったことから不可能という花言葉を与えられていましたが、現在は夢かなうという真逆の花言葉になっています。

【不穏な花言葉】黒いバラの花言葉

黒の薔薇を贈る際は注意してください。憎しみ・恨みという負の感情をあらわす花言葉があります。他にも貴方はあくまで私のものという執着をあらわす花言葉もあります。

一方で「決して滅びることのない愛」「永遠の愛」という花言葉もあるのが、黒いバラです。

【不穏な花言葉】黒赤色のバラの花言葉

黒が混ざったような深い赤の黒赤色のバラもまた、恨み・増悪・束縛といったプレゼントにするのに注意が必要な花言葉です。他にはすべてを求める・永遠の愛という花言葉もあります。

【不穏な花言葉】黄色のバラの花言葉

黄色の薔薇は明るくきれいな花を咲かせるため、恋人に贈りたくなる色をしていますが、花言葉は嫉妬・愛情の薄らぎ・恋に飽きた・別れましょうです。相手が花言葉を知っていたもしくは調べた際に怒られてしまいそうな花言葉ですね。一方で、友情・平和・献身という花言葉もありますので決して悪い花言葉だけではありません。

黄色のバラは父の日に贈る花

不穏な花言葉を持つ黄色いバラですが、父の日に贈る花として知られています。これは父親に対して愛情が薄いといったネガティブな理由では決してありません。

父の日が始まったアメリカでは父親が存命しているなら赤のバラを贈り、亡くなっていたら白のバラを供花する風習がありました。そして日本にも父の日が伝わってきて黄色いバラを贈るように変化しました。変化したのは「日本ファーザーズデイ委員会」か開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」から来ているとされています。この父の日黄色いリボンキャンペーンでは父親に黄色いリボンのついたものをプレゼントしよう!というキャンペーンでした。

なぜ黄色いリボンなのかというと、黄色はイギリスでは身を守るための色、アメリカでは黄色のリボンは「愛する人の無事を願うもの」として伝わっていることからきているそうです。この黄色いリボンとバラが結びついて黄色いバラを贈るように日本ではなったようです。

色以外でも変わるバラの花言葉

本数

バラは色以外でも本数でもそれぞれ花言葉がある花です。そのため、花束を贈る際も本数を注意して包んでもらうといいのかもしれません。

・1本のバラ:一目ぼれ・あなたしかいない
・2本のバラ:この世界はわたしとあなただけ
・3本のバラ:愛しています・告白
・4本のバラの花束:死ぬまで気持ちは変わらない
・5本のバラの花束:あなたに出会えて心からうれしい
・6本のバラの花束:あなたに夢中・お互いに敬い愛し、分かち合いましょう
・7本のバラの花束:ひそかな愛
・8本のバラの花束:あなたの思いやりに感謝します
・9本のバラの花束:いつもあなたを想っています・いつも一緒にいてください
・10本のバラの花束:あなたは全てが完璧
・11本のバラの花束:最愛
・12本のバラの花束:付き合ってください
・14本のバラの花束:誇らしい
・20本のバラの花束:誠実
・21本のバラの花束:真実の愛
・22本のバラの花束:あなたに幸あれ!
・24本のバラの花束:一日中思っています
・40本のバラの花束:死ぬまで不変の愛
・50本のバラの花束:恒久
・99本のバラの花束:永遠の愛、一緒にいよう
・100本のバラの花束:100%の愛
・101本のバラの花束:これ以上ないほど愛しています
・108本のバラの花束:結婚して下さい
・365本のバラの花束:あなたが毎日恋しい
・999本のバラの花束:何度生まれ変わってもあなたを愛する
・1000本のバラの花束:1万年の愛
・1001本のバラの花束:永遠

ネガティブな花言葉を持つ本数もある

バラの花束にも本数によってはネガティブな意味を持つ花言葉があります。結婚年数に合わせた本数を贈りたいなど意味を持たせた本数でないなら避けた方がいいのかもしれませんね。

・13本のバラの花束:永遠の友情
・15本のバラの花束:ごめんなさい
・16本のバラの花束:不安のある愛
・17本のバラの花束:絶望的な愛

色や本数以外にもあるバラの花言葉

部位にも花言葉がある

バラの葉には「希望」「諦めないで」という花言葉があり、赤いバラの葉には「幸運を祈る」という別の花言葉があります。

バラといえばトゲがあるのが代名詞となっていますが、これには「不幸中の幸い」という花言葉があります。トゲを取ったバラの花言葉は「誠意」「純潔」となります。

まとめ

人気の高い花であるバラには色によって、本数によってそれぞれ花言葉がありました。12本の赤いバラの花束は「あなたを愛しています、付き合ってください」という組み合わせですから、告白の時にふさわしいプレゼントですよね!

逆に15本の黄色いバラは一見キレイな花束ですが、「ごめんなさい、別れてください」となりますので、記念日のデートとかに渡してしまったら、知らなかったではとても済みそうもありませんね・・。

もちろんどの色のバラも美しいので、花言葉は置いておいて、相手の好きな花を渡すというのが一番なのですが。

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