フレンチドッグって何?アメリカンドッグと違う?フランス由来なのか?

2019.10.20


お祭りの屋台でもよく見かけるアメリカンドッグが好きという人、多いですよね。でも似たような名前のフレンチドッグというものもあるのはご存知ですか?

今回はそのフレンチドッグの謎を、北海道出身のワタシが解き明かしていきたいと思います。アメリカンドッグとフレンチドッグの違いが今まで気になっていたという方も、ぜひご覧ください!



アメリカンドッグは日本の食べ物


私たち日本人にとって、お祭りの露店やコンビニで売られているアメリカンドッグは、手軽に買えるおなじみのホットスナックですよね。でもアメリカンドッグという名称だからアメリカから来たのかと思いきや、実は違うんです。

アメリカではコーンドッグ


本家アメリカではコーンドッグと呼ばれていて、そもそも衣がコーンミールでできているんだとか。

ソーセージの周りにコーンミール(トウモロコシ粉)を使った衣をまとった、サクサク食感の屋台フードで、おやつというよりも軽食に近い感覚の食べ物のようです。

アメリカンドッグは日本での名前


日本ではコーンミールが手に入りづらかったからか、衣を小麦粉で代用したものが作られるようになりました。

卵や砂糖、牛乳、ベーキングパウダーなどで作った甘めの衣をつけたソーセージを油で揚げ、アメリカンドッグという名称で売り出したようです。

ちなみにアメリカンドッグは日本でできた和製英語。フランスパンやインドカレーという名称と、似たような感じですね。




フレンチドッグ=アメリカンドッグ?


ちなみにアメリカンドッグだけではなく、フレンチドッグという食べ物もあるのですが、ご存知ですか?実はこれ、ほとんど同じものなんですが、地域や材料によって呼び方が違うんです。

地域によって違う説


北海道ではほぼフレンチドッグと呼ばれますが、北海道民がアメリカンドッグという呼び方を知らないわけではありません。

なぜそう言い切れるかというと、筆者の私が元北海道民だからです。北海道にいたころは、フレンチドッグとアメリカンドッグって似てるけど、何が違うのかな~?と思っていました。

ちなみに北海道以外でも、大阪、福島、埼玉、岐阜、三重、福井あたりでは、フレンチドッグと呼ぶそうです。ですから大阪の人などはフレンチドッグという言葉を知っているようですが、東京生まれの東京育ちだと「へ?なにそれ?」ということになるみたいですね。

材料によって違う説


豚肉のソーセージを使うのがアメリカンドッグで、魚肉ソーセージを使うのがフレンチドッグ、という説もあります。また北海道ではより魚肉ソーセージにあうように、衣にホットケーキミックスを使うという説もあります。

ただしこの2つは境界があいまいで、諸説あるというのが共通認識の模様です。そしてなぜ”アメリカン”ではなく”フレンチ”なのかという理由まではわかりませんでした。

北海道では砂糖をかける!


最近はテレビ番組やYouTubeなどの影響もあってか、ご当時グルメが話題になることがありますが、このフレンチドッグもいつぞやの番組で取り上げられていたことがありました。

特に道東ではメジャー


そうです。北海道ではフレンチドッグに砂糖をかけます。砂糖といっても白い上白糖ではありませんよ。サラサラしたグラニュー糖を、揚げたてのフレンチドッグにたっぷりとまぶして食べます。

なぜ言い切れるのか?何度も言いますがそれは私が北海道の人間だからです。そしてなんなら砂糖がけフレンチドッグのご当地、道東出身でもあります。

縁日などでも定番


ということで、いつもお祭りで食べていたのは、グラニュー糖をかけたフレンチドッグです。

確かに中に入っているのは魚肉ソーセージでした。むしろ豚肉ソーセージが入っているってなに?という感覚です。豚肉ソーセージが入ったのは、ホットドッグじゃないの?とすら思っています。

もちろん砂糖だけではなく、ケチャップとマスタードも選べます。屋台のおじさん(お兄さん)が「砂糖にする?ケチャップにする?」と聞いて、好みの方をかけてから手渡してくれるんですよ!

砂糖がけはかなり美味しい


砂糖をまぶしたフレンチドッグは、完全におやつ感覚の食べ物で、絶対に美味しいです。

揚げドーナツに砂糖をまぶした感じに似ていて、衣単独でも美味しいし、魚肉ソーセージのしょっぱさとのコンビネーションも抜群ですよ。

とはいえ、北海道ではお赤飯のあずきを甘納豆にしたり、茶碗蒸しの銀杏の代わりに栗の甘露煮を入れたりする風習があります。

これは各家庭や個人の好みによるところが大きく、甘くする家もしない家もありますが、大雑把に言うとなんでも甘くするのが北海道流なのかもしれませんね。

家庭でも作れるフレンチドッグ!


北海道流のフレンチドッグは家でも簡単に作って楽しめますよ。必要な材料は、魚肉ソーセージとホットケーキミックス、牛乳、卵、グラニュー糖です。

作り方はホットケーキを作るときの要領で、卵と牛乳をホットケーキミックスに混ぜて衣を作り、食べやすい大きさに切った魚肉ソーセージにつけて油で揚げるだけ。

ポイントは衣をいつものホットケーキよりちょっとだけゆるめに作ること、揚がったフレンチドッグは油切りをせずに、直接グラニュー糖を入れた容器に入れることです。

ソーセージに竹串などを刺して揚げると、よりフレンチドッグ感が増しますね。衣が残ってしまったら、そのままスプーンですくって油に落として揚げれば、ふわふわのドーナツもどきになりますよ。
 

まとめ


アメリカンドッグとフレンチドッグの違いって、そんなに大きくなかったんですね。同じようなものを地域によって違う呼び方で呼んでいるなんて、言葉や名称の地域差って面白いですよね。

今回ご紹介した以外にも、地域によって呼び名が違う食べ物ってたくさんあると思うと、もっと色々知りたくなりました。砂糖をまぶしたフレンチドッグ、とても美味しいので、ぜひ試してみてくださいね!

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