フラミンゴの色は元々ピンクではない?なぜ片足で立つのか?

2019.11.4


ピンク色で優雅に片足で立っているフラミンゴ、動物園などで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。でもフラミンゴってなんであんな鮮やかなピンク色をしているのでしょうか。そして片足で立つなんてしんどくないのでしょうか。

今回はそういったフラミンゴの謎に迫っていきたいと思います。



フラミンゴとは


フラミンゴは、長網、フラミンゴ目、フラミンゴ科の鳥です。首と脚がとても長いのが特徴で、大きさはクチバシから足の先まで測ると1〜2mもあります。体重は2.5kg〜3kg、そして何と言っても体の色がピンクもしくは赤というのが特徴です。




フラミンゴの色


ではフラミンゴの体はなぜあんな鮮やかなピンク色なんでしょうか。

実はフラミンゴ、元々は白い色をしています。その白い体は、甲殻類やケイ藻類、藻類などに含まれる「カンタキサンチン」や「βカロチン」と呼ばれる赤い色素が含まれる餌を食べることによってピンク色に変化します。

野生のフラミンゴはもちろんのこと、動物園で飼育されているフラミンゴも、赤い色素を含む餌を与えないとだんだん白くなっていくのです。

また、なぜピンク色の体を維持しなければならないのでしょうか。

それは白い体だと、繁殖期にペアを組みづらいからだと言われています。ある動物園では雄のフラミンゴが子育てに必死で色褪せてしまい、翌年の繁殖期にそれまでペアを組んでいたメスに見捨てられたなんていうエピソードもあるそうですよ。

なぜ片足立ちなのか?


フラミンゴの特徴の一つとして、片足立ちというのが挙げられます。なんだか辛そうな立ち方ですが、なぜそのようにして立つのでしょうか。

片足立ちは寒いから説


フラミンゴの足は、水に浸かっていることが多く、片足で立つことで体温が奪われるのを防いでいると言われています。

片足ずつの方が疲れない説


もう一つ有力なのが「片足ずつの方が疲れない」という説です。これは我々にはピンとこないかもしれませんが、片足ずつ交互に立つことで、筋肉の疲労が軽減するからだと言われています。

片足の方がバランスいい説


最近発表された、ジョージア工科大学のヤング・ホイ・チャン、エモリー大学のレナ・ティンさんの論文によると、フラミンゴは片足で立っている方がバランスが取れるというのです。うーん、これも我々からするとピンときませんよね…

その論文によると、重心の「ぶれ」が片足で立っているときが一番少なかったというのです。つまり、フラミンゴにとって自然な立ち方が片足立ちということですね。

他にも面白いフラミンゴの特徴


そのほかにもフラミンゴには面白い特徴があります。まずは群れが大きいという点です。大きい群れだと100万羽を超すそうです。確かに動物園や野生のフラミンゴの写真を見ていると、多くのフラミンゴが写っています。他の鳥類より多くの群れで行動するのですね。

鳥なのにミルクで子育て


フラミンゴはオスとメスが協力しあって子育てするのですが、実は雄からもミルクが出るというのです。

とはいっても哺乳類のようにおっぱいからミルクが出るのではなく、ひなの鳴き声を聞くと刺激を受け、食堂期間の一部「素嚢(そのう)」という場所からミルクが出るんですって。色はなんと赤い色なんだとか。体の色と同じ色のミルクで育てるのですね。

オスメスの区別が見た目では分からない


動物は見た目でオスメスの区別がつきやすいものが多いですが、フラミンゴは外見上でオスメスの区別をつけるのが難しい鳥なのです。どうしても区別が必要な場合、遺伝子による鑑定が行われるそうですよ。

変なクチバシが特徴


フラミンゴのクチバシも特徴的な部分です。フラミンゴのクチバシは、下に曲がった形をしており、くの字型とも言われています。この構造は一般的な鳥とは逆で、下のクチバシが固定され、上のクチバシが蓋のような役割を果たしているのです。長い首を水面につけたとき、曲がった先が水面と水平になるようにできているのだそうです。

まとめ


いかがでしたか?色鮮やかなフラミンゴ、様々な特徴がありましたね。皆さんも是非動物園などに行った際は、フラミンゴをじっくり観察してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ!

この記事を気に入ったらいいね!しよう
      
 
  • このエントリーをはてなブックマークに追加