なにやら趣のある建物の前で男性がチェロを弾いています。とても綺麗な音色で演奏されているのですが、その日の天候は雨だったようで、雨音の中での演奏でした。
しかしこの雨音が、チェロの音色と重なり相乗効果でとっても美しい音色になっていました。
雨音とバッハは相性抜群!
チェロを演奏している男性の名前は、ニック・スクワイアーズさん。チェリスト、プロデューサー、作編曲家としてイギリスで活躍されている方です。
そして曲はバッハが書いた「無伴奏チェロ組曲」という有名曲。一時は歴史から忘れ去られた曲ですが、パブロ・カザルスによって再発掘され、今では多くのチェリストが演奏する聖典的な作品になりました。
ニックさんが演奏しているのは「無伴奏チェロ組曲」の中でも一番有名な前奏曲です。皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。名手が奏でるバッハと、雨音の融合を動画でぜひ体感してみてください。
動画はこちら
いかがでしたか?しとしと降る雨と美しいチェロの共演がとても素敵でしたね。雨というシチュエーションにとても合う曲で、なんだか雨の日が好きになりそう!
もしかしたらバッハは雨の日にこの曲を書いたのかも…!?歴史のロマンと美しい音色に心が洗われる動画でした。
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出典:YouTube(Bach in the Rain - The full version - Nick Squires)