皆さんはホエザルという動物をご存知ですか?
その名の通り鳴き声が特徴的なホエザル。
その声はなんと5km先まで届く大声をしているといいますが、実は声が大きい個体ほど「あるもの」が小さいのだとか!?
今回は、そんな知られざる面白生物「ホエザル」の生態に迫ります!
目次
ホエザルとは?
まずは、ホエザルがどのような動物なのか解説します。
ホエザルの生息地域は?
ホエザルは、中央アメリカや南アメリカなどの熱帯地域に生息しています。
ホエザルの生態とは?
ホエザルは60cm~90cm程度の大きさの小型のサルの仲間です。
その体重は7~10kg程度。
小さな体からは想像がつかないような大きな鳴き声で、他の群れのホエザルとコミュニケーションを取ります。
ホエザルは鳴き声が特徴的
ホエザルの特徴と言えば、なんといってもその大きな鳴き声!
5キロ先まで鳴き声が届く!?
ホエザルの鳴き声はなんと5kmも先まで届くとされています。
その大きな声を出すのはオスとされ、他の群れに自分たちの群れの大きさを示します。
ホエザルのオスの体には大きな喉とのど袋があり、これらが鳴き声を大きくするのに役立つんです。
鳴き声が大きい奴はアレが小さい?
最近の研究では、鳴き声の特に大きいホエザルは実はアレが小さいという事実が明らかになりました。
アレとは一体・・・?
研究で明らかに!声の大きいホエザルにある特徴が
実はより大きく太い鳴き声を持っているホエザルは、睾丸のサイズがとても小さいという研究結果が出ています。
ホエザルのオスの鳴き声はコミュニケーションや威嚇においても重要なものですが、メスを惹きつけるアピールでもあります。
声が大きいホエザルは、もしかしたら声の大きさで何かの欠点を埋め合わせようとしているのかもしれませんね。
日本で見られる動物園は?
日本の動物園では、ホエザルを目にすることはできるのでしょうか?
残念ながら日本にいない
残念ながら、現在の日本にはホエザルが見られる動物園はありません。
一方、鳴き声が印象的なサルの仲間は日本でも見ることができます。
ネットで話題!東山動物園の“ケイジ”は?
TwitterなどのSNSで話題を呼ぶこともある名古屋の東山動物園にいるサルのケイジくん!
その野太い鳴き声から「おっさんの鳴き声」として有名です。
しかし、ケイジくんはホエザルではなくフクロテナガザル。
十分インパクト満点な鳴き声ではありますが、ホエザルとはまた異なる動物です。
【まとめ】すごい鳴き声が特徴的なホエザルの生態!
すごい鳴き声が特徴のホエザル。
その声は、5km先にも届くとも言われています。
その生態には、生きるための知恵とちょっぴり切ない事実が隠されていました。