日本人には馴染み深い菊の花言葉は?天皇家の紋章にも使われる高貴な花

2019.11.26


日本人に馴染みのある花と言えば菊ですよね。でも、菊とはよく耳にするものの、あまり普段の生活から気にしている人は少ないと思います。そもそもどういう花なのかすら知らない人もいるなど、日本人としてはちょっと悲しいやら寂しいやら!

そこで、ここでは菊とはどういう花なのか紹介するとともに、この花が持つ花言葉についてなど、知っておきたいことをご紹介します。



菊とは?


菊とはキク科キク属の植物の一種であり、日本では観賞用の多年草植物として人気があります。観賞用の他にも葬儀用などのものもあるなど汎用性が高い花として用いられるものです。

また、現代においては食用や芸術用などの菊もあるなど、その用途はかなり様々なものとなっています。実際に他の色々な花に比べても日本の至る所で見かける花と言えるかも!

広義では日本の菊を和菊、西洋の菊を洋菊と呼び、それぞれどちらも美しい花を咲かせます。

特徴


花弁が密集した姿や形が特徴で、通常の菊として知られるものの多くは黄色いものが主流ですね。ただ、赤や白の菊もあるなど、見た目も色鮮やかなのが特徴となっています。

日本では豊富な品種改良によって青や緑のものまであるなど、菊とは言っても実はとてもカラフルな花なのです。日本人の多くは「菊=黄色」と思いがちですが、そうではありません。

一度他の色を見てみると、その美しさに心を奪われてしまうかもしれませんね!

開花時期


菊は主に8月~10月の夏から秋に咲く花です。ただ、夏の花というよりは秋の花という印象が強く、季節的にも物憂げな心情を表す花としても用いられることがあります。

ただ、その逆で花言葉は明るく、前向きなものが多いです。そのため、印象は人によってかなり違いますね。

原産


菊はもともと中国原産だと言われており、その歴史は3000年以上もの長い年月が背景にあると言われています。前漢の時代に書かれた儒教の経書に「鞠」という植物が出てくることもあって、それが現代の菊なのではないかという説が有力です。

研究によるとセイアンアブラギクやホソバアブラギク、ハイシマカンギクだと予測されており、日本の菊も中国の鞠という漢字が由来となっているのだとか。

日本へは平安時代に中国から伝わり、江戸時代に園芸ブームが到来し、品種改良が一気に進みました。時代によってガーデニングなど形を変えてきたのですが、それでも菊は日本を代表とする花の1つとして愛されています。




菊の花言葉


菊には花言葉ももちろんあり、その意味は気高き日本人にぴったりなものとなってきます。歴史の背景なども感じられる花言葉となっているので、ぜひ目を通してみてください。

全般的な意味の花言葉


菊の全般的な意味の花言葉としては「高貴」「高潔」「高尚」などの意味があります。日本では遥か昔から王族を崇める習慣があることもあり、そういう地位の高い方を象徴とする花だと言われてきました。

色による花言葉


菊の名前には「1年の最後に咲く花」という意味があり、「窮まる」が語源とされています。それぞれ色ごとに花言葉も異なるため、ここからはそれぞれの色が持つ意味について紹介します。

赤い菊


赤い鞠には「愛情」という意味が込められています。誰かを愛しているという意味もあるのですが、それよりは王族の方などより地位が高い人に向けた愛に近いですね。

白い菊


白い菊には「真実」という意味があります。嘘偽りなく真実のみを表す純粋な色、それが白い菊が持つ意味。誰も汚すことのできないたった1つの真実を語る花とも言われます。

黄色の菊


黄色の菊には「失恋」という意味があります。これだけは他の色の菊に比べて、少し悲し気な花言葉ですね。誰もが寂しさを感じることもある中で、その要因ともなる失恋はとても大きな意味を持ちます。黄色の菊はそんな失恋した気持ちを表すものでもあるのです。

「高貴」「高尚」「高潔」などは日本独自

菊は天皇家の花としてのイメージが強いこともあって、実は日本独自の意味となっています。「高貴」「高尚」「高潔」などは日本人が地位の高い人に対して抱く感情のようなもので、菊にもそれらの意味が込められています。

日本独自の文化であり、気高く気品に満ちている菊からインスパイアされていることもあって、他の国とはまた違った印象を持つ花です。

日本に馴染み深い菊


なぜ菊は日本に馴染みが深いのでしょうか。実はそこについてあまり知っているという人はいないと思います。そこで、ここからは日本に馴染み深いと言われる菊のことを少し紹介します。

天皇家の紋章「菊花紋章」


もともと皇室や皇族の紋章には菊花紋章が採用されています。その紋章は八重菊を図案化した十六八重表菊となっており、天皇家の紋章として知られています。

これこそが日本に聞くが馴染み深いと言われる理由の1つです。ちなみに、日本で一番最初に菊の紋章を用いたのは後鳥羽上皇だと言われています。遥か昔から日本に馴染みが深い花、それが菊なのです。

実はタンポポも菊


実はタンポポもキク科タンポポ属の花で、菊の仲間です。ちなみにタンポポには「愛の神託」「真心の愛」「別離」などの意味があり、意味も少し似ています。

その他では日本で人気のアザミやヒマワリ、ガザニア、ガーベラ、デイジー、マーガレット、マリーゴールドも菊の仲間として知られ、実は種類もかなり多いです。

まとめ


菊とは言っても日本人の中には、あまりこの花のことを知らない人もいますよね。事実、筆者もあまり菊と聞かれてもイメージができませんでした。しかし、花言葉を知ることで、ちょっと聞くが日本に馴染みのある花だとわかっていただけたと思います。

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