
中高年の方に多く見られる坐骨神経痛。お尻や太もも、すね、ふくらはぎ、足にかけて、鋭い痛みやしびれ、ふくらはぎの張り、冷感や灼熱感、締めつけ感などの症状があらわれるのが特徴です。ひどい場合は麻痺や痛みによる歩行障害にもつながるとされています。
とにかくつらい坐骨神経痛…ここでは、その痛みを少しでも和らげられる4つのストレッチ方法をご紹介します。
4つのストレッチ方法
1.梨状筋ストレッチ
おしりの外側にある梨状筋を伸ばすストレッチです。仰向けになり、膝を曲げて床に両足をフラットに配置します。左ひざの上に右足首をかけて、胸に向かって左大腿部を引っ張ります。30秒間キープします。反対側も同様に行います。
2.着席ヒップストレッチ
まっすぐにのばした左足の上に、右足をかけます。背筋はまっすぐにのばしたまま。左腕を使って右膝を抱きしめて30~60秒間キープします。反対側も同様に行います。
3.ピジョンポーズ
前方に右膝を曲げて出し、左足はまっすぐに後ろにのばします。背筋はのばしたまま。反対側も同様に行います。
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出典:YouTube
4.自己トリガーポイントセラピー
テニスボールなどを用います。お尻の筋肉で痛い場所を見つけ、その場所にボールを配置して体をリラックスさせます。30〜60秒間キープします。
以上の4つのストレッチは全部あわせて5~10分間で実践することができます。1日に1回または2回を習慣とすることで、坐骨神経痛の痛みを緩和することができるようです。つらい坐骨神経痛でお悩みの方は、ぜひお試しください!