切り口が赤くなった里芋が食べられないと誰が言った?里芋に対する勘違いを是正するツイートが話題

とっても美味しい里芋。そんな里芋の切り口が、赤くなっているのを見たことがある方も多いと思います。

今回Twitterで話題になっているのは、里芋に対する勘違いを是正するツイートです。

赤くなっている理由は・・

投稿されたのは、写真家であり農家でもある小池菜摘(@natsumikoike)さん。こちらが反響を呼んでいるツイートです。

里芋の切り口が赤くなっているのは、酸素に抵抗するために出ている抗酸化物質アントシアニンであり、カビなどではなく健康な里芋であると説明されています。知識がなければ見た目だけで判断してしまい、確かに「これは何だ?」と思ってしまいそうですが、アントシアニンだったのですね。

小池さんは、「そのままたべてももちろん無害、白くしたければ米のとぎ汁で煮たら白くなるよ!」とも説明されています。何の問題もないのにたくさんの里芋が捨てられていたのだろうと想像すると、いたたまれない気持ちになりますね・・。

小池さんのツイートは続きます。

赤くなった里芋は委託先から返品されてくるとのことですが、美味しくいただいているとのこと。また、里芋をすぐに使わない時の保存方法なども述べられています。一つ一つの里芋に関する知識が、とても参考になりますよね。

もっと知られてほしい

この投稿の内容については、「もっと知られてほしいです!」といった声や「初めて知りました」といった声などが寄せられていました。

・農家さんが食べられないものを出荷するわけない。最良になるように計算して取って出荷してる、 ほんと無知ゆえはやめて欲しいですよね。 
 
・小学生の頃、調理実習で母がいいものをと持たせてくれた里芋をグループのみんなに見せたら「なんでカビはえたの持ってきたのー!!!」って、ピンクの部分を必死で切り落とした思い出が、、、そうならないために、もっと知られてほしいです!! 
 
・アントシアニンなんですね・・初めて知りました。カビかも?・・って思いながら構わず食べてました。 
 
・ごぼうみたいに灰汁なんだと思ってました。 
 
・昔の人は八百屋さんから説明聞きながら買ったので勘違いも少なかったのかも知れないと思いました。貴重な知識をありがとうございます。

ポリフェノールの一種

小池さんが前述されている通り、里芋の赤い部分はアントシアニンが酸化したもの。そして、アントシアニンはワインなどに含まれていることでもよく知られている栄養素ポリフェノールの一種です。

体に良いものなので、切り捨ててしまうなんて、もったいないことこの上ありません。今回は里芋に関することでしたが、他の食べ物でも、知識がないがゆえに実はもったいないことをしているケースは多々あるのかもしれませんね。

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出典:Twitter(@natsumikoike)

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