日本の硬貨でレアな硬貨にはどんなものがある?価値はどれほどなのか? | FUNDO 日本の硬貨でレアな硬貨にはどんなものがある?価値はどれほどなのか? – FUNDO

日本の硬貨でレアな硬貨にはどんなものがある?価値はどれほどなのか?

2020.5.5


日本銀行が発行している硬貨は1円、5円、10円、50円、100円、500円と種類がありますよね。

この中で希少価値のあるレア硬貨がいくつかあります。中でも「ギザ十」や「フデ五」は有名なので、一度は見たことがあるかもしれませんね。

では、レア硬貨はいったいどれくらいの価値があるのでしょうか?ここでは、日本のレア硬貨の特徴や価値についてまとめてみました。

レア硬貨とは?


レア硬貨とは、額面を上回る金額で取引される希少価値を持った硬貨のことです。

数も少なく、あまり見かけることができませんが、コレクターの間ではとても人気があります。またレア硬貨は、「プレミア硬貨」と呼ばれることもあります。

そんなレア硬貨の特徴は以下の通りです。

・発行枚数が少ない
・不良品である(エラー製造された硬貨である)
・限定硬貨である(珍しい硬貨である)

このような条件を満たす硬貨は、希少価値があります。



有名なレア硬貨


特に有名なレア硬貨といえば、「ギザ十」「フデ五」でしょう。

「ギザ十」「フデ五」は実際に見かけたことがある人も多いはず。また記念硬貨、エラー硬貨もレア硬貨に該当します。

ギザ十


ギザ十は、縁がギザギザしている10円玉のことです。最も有名なレア硬貨として広く知られていますね。

これは1951年~1958年にかけて製造された10円玉なので、現在は発行されていません。そのため、発行枚数が限られています。

発行された7年間の中でも、特に発行枚数が少ない1957年~1958年のギザ十は希少価値が高く、高値で買取されています。

フデ五


フデ五は、1949年~1958年に発行された5円玉のことです。

現在発行されている5円玉の書体はゴシック体ですが、フデ五は楷書体になっています。まるで筆で書かれたように見えることから「フデ5」と呼ばれるようになりました。

また裏面の「日本国」の文字も、現在は「国」ですが、フデ五は旧字体の「國」になっています。

フデ五はギザ十ほどの知名度はありませんが、識別が簡単なためコレクター収集の対象となっています。

発行枚数が少ない1957年のフチ五は希少価値がありますが、それ以外は発行枚数が多いため、それほど価値は高くありません。

記念硬貨


記念硬貨とは、世界各国において国家的な出来事を記念して発行した硬貨です。または、シリーズとして文化遺産や野生動物などをモチーフとして発行された硬貨も記念硬貨に該当します。

記念硬貨は「記念コイン」と呼ばれることもあり、現在までに日本で発行されたのは全部で38種類です。

日本で発行された有名な記念硬貨は以下の通りです。

・東京五輪記念硬貨(東京オリンピック記念)
・日本万国博覧会記念(大阪万博記念硬貨)
・札幌五輪記念硬貨(札幌オリンピック記念)
・沖縄海洋博覧会記念硬貨(沖縄海洋博記念)
・天皇陛下御在位50年記念硬貨
・青函トンネル開通記念硬貨
・瀬戸大橋開通記念硬貨
・皇太子殿下御成婚記念硬貨
・長野オリンピック記念硬貨

オリンピック開催、橋やトンネルの開通、万博など国際博覧会、天皇陛下の即位、御成婚などのタイミングで数量限定で発行されます。

記念硬貨の中には、10,000枚限定など少量しか発行されないものも多いですね。人気のある記念硬貨は、発売後すぐに完売してしまうので、プレミア価値が付きやすいです。

また、発行数量が限定されている記念硬貨には、原価の高い金や銀などの素材が使用されているものも多いので、コイン投資目的で保有する人もたくさんいます。

エラー硬貨


エラー硬貨とは、硬貨を製造する過程で何らかのエラーが生じて不良品になってしまった硬貨のことです。

硬貨は精密な先端技術を駆使して造幣局で製造されています。

製造過程で何か問題があった場合、厳しく検査されるため、通常であれば不合格品は市場に出る前に取り除かれます。

しかし、見落としなどなんらかの理由で市場に出回ってしまったのが「エラー硬貨」です。

数が非常に少ないため、希少価値も高いです。また、近年では技術の進歩により不良品自体が減っているため、エラー硬貨は昔に比べて発行されにくく、ますます希少価値は高まる傾向にあります。

レア硬貨の価値は?


レア硬貨は、一般的な硬貨に比べて数が少ないので希少価値があります。

その価値は一体どれくらいになるのでしょうか?額面と比べて何倍もの価値を持つのでしょうか?

ここからは、レア硬貨の価値についてまとめてみました。

使用済み硬貨は大した価値にならない


レア硬貨の価値は、使用済みの硬貨の場合、実は大した価値にはなりません。

レア硬貨として有名な「ギザ十」や「フデ五」は使用済みの場合は、額面と同じ程度の価値しかないのです。

そして昭和64年発行の硬貨もレア硬貨として有名です。

昭和64年はわずか7日間しかなかったため、他の年数に比べて圧倒的に硬貨の発行数が少なくなっています。しかしこの昭和64年発行の硬貨も、流通硬貨の場合は付加価値がほとんど付きません。

未使用なら高額に!


ギザ十、フデ五、昭和64年発行の硬貨などのレア硬貨は、使用済みの流通硬貨では付加価値はほとんどありませんが、未使用状態であればその価値は一気に上がり、高額になります。

例えばギザ十の場合、発行枚数が最も少ない1957~1958年発行で未使用状態であれば、60,000円の価値があるとされています。

特に高価なレア硬貨


レア硬貨の中でも特に高額な価値になるのが、エラー硬貨です。

特に「穴なし」「穴ずれ」「影うち」は高額な価値になります。

穴なし


穴なしは、非常に人気のあるエラー硬貨です。

通常であれば5円玉と50円玉は穴が開いているのですが、その穴の部分が塞がったままになっています。

この不良品は気づきやすいエラーになるので流通しにくいのですが、今のところ昭和50年製造硬貨が多く見つかっているようです。

穴ずれ


穴ずれは、5円玉と50円玉の穴の位置が中心からずれてしまったものです。エラー硬貨の中では、比較的見かけることが多いですね。

穴のずれた位置によってその価値が変わり、穴の位置のずれが大きければ大きいほど価値は高くなります。

ちなみに穴の位置が端に寄っているものは、10万円以上の価値になるものもあります。

影うち


影うちエラーは、両面が同じ模様になっている硬貨です。

一度刻印された硬貨に、別の硬貨が重なってプレスされることで、できてしまうエラー硬貨になります。

片方の面は通常通りの打刻がされていて、裏面は鏡文字になった絵柄になっています。影うちエラー硬貨は、非常に珍しく希少価値が高いです。

まとめ


レア硬貨には、ギザ十やフチ五などの有名なものから、昭和64年発行硬貨、記念硬貨など様々な種類があります。発行枚数や未使用状態かどうかでその価値が大きく変わってきます。

また不良品のエラー硬貨も、レア硬貨の1つです。エラー硬貨には様々な種類があり、それぞれ希少価値も違います。

レア硬貨の特徴を覚えておくと、普段の生活の中でも硬貨をチェックしやすいですね。
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