鮮やかな青い花が目を惹く!古くから日本人に愛されているツユクサの花言葉とは?

日本に古くから自生する夏の植物の「ツユクサ」は、鮮やかな青い花がとても美しいです。

このツユクサの花は朝に咲いて、午後にはしぼむのが特徴で、その儚い様子から万葉集の和歌でも、切ない恋の歌として数多く登場する植物としても知られています。

では、そんな儚いイメージを持たれるツユクサの花言葉は何でしょうか?ここではツユクサの花言葉についてまとめてみました!

ツユクサとは

ツユクサはツユクサ科ツユクサ属の一年生植物で、畑の隅っこや道端などどこでも自生する雑草です。

歩いていると見かけることも多いツユクサは、鮮やかな青い花がかわいらしくもあり、美しくもあります。

特徴

高さは15~50cm程度ですが、直立しておらず、茎は地面を這っています。2つ折れになった苞(ほう)と呼ばれる葉の間から、鮮やかな青色の花が次々と咲きます。

開花時期

6~9月頃に約2cmほどの青い花をつけます。花弁は3枚あり、そのうち2枚は大きな青色をしていて、残りの1枚は小さな白色をしています。

原産

東アジアが原産で、日本では北海道から沖縄にかけて全国に自生しています。また、世界中でも広く分布しています。やや湿った空地や道端などに自生する雑草です。

ツユクサは儚い花

花は一日花で、早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまいます。この特徴から英語ではツユクサのことを「dayflower(朝から夕方までの花)」と呼びます。

ツユクサの名前の由来

ツユクサという名前の由来は諸説あります。特に有力視されているのが「露を帯びた草」という意味でつけられたという説です。

またツユクサは、朝咲いた花が午後にはしぼんでしまう一日花が特徴です。

朝露に濡れた花は露が乾く前にしぼんでしまう様子から、「ツユクサ」と呼ばれるようになったという説もあります。

学名の由来は植物学者から

ツユクサの学名は「Commelina communis」というのですが、この学名「Commelina」の元となったのは2人の植物学者、ヤン・コメリンとカスパル・コメリンという2人の植物学者です。

この2人は伯父と甥の関係なのですが、2人ともアムステルダム薬草園の園長になるなど功績を残しています。

ツユクサの花言葉

ツユクサは青色の綺麗な花を咲かせますが、どのような花言葉がついているのでしょうか?

全般的な意味の花言葉

ツユクサの全般的な花言葉は、「なつかしい関係」「尊敬」「変わらぬ思い」の3つです。

色の違いによる花言葉

ツユクサは、色によって全く違う意味の花言葉になります。どの花言葉も美しい意味が多いですが、意味深な花言葉もあるので見てみましょう。

ムラサキツユクサ

尊敬、快活、ひとときの幸せ

シロツユクサ

豊潤、わずかな楽しみ

まだら模様のツユクサ

密かな恋、うやまわれぬ愛、恋の心変わり

花言葉の由来は?

「なつかしい関係」という変わった花言葉は、学名の由来となった植物学者のヤン・コメリンとカスパル・コメリンに由来するといいます。

この時代に実はもう1人、カスパル姓の学者もいたそうですが、残念ながらその人物は名を残さなかったそうです。

ツユクサの2つの大きな花弁はヤン・コメリンとカスパル・コメリン、そしてもう1つの小さな花弁はその無名で終わった学者を連想させるとして、「Commelina communis」という学名が付けられたともいわれています。

その無名で終わった植物学者のことを偲んで付けられた花言葉が、「なつかしい関係」ともいわれています。

ツユクサは古くから日本で愛されてきた花

ツユクサは日本全国どこでも見られる植物で、日本人に愛されている花でもあります。その歴史は古く、長い間親しまれてきました。

万葉集でも歌われてきた

ツユクサは古くから日本人に愛されてきた花で、万葉集でも歌われていました。

万葉集ではツユクサのことを「つきくさ」と読んでおり、9首存在します。

ツユクサの花が朝咲いて午後にはしぼんでしまう様子から、儚さの象徴として、その多くが切ない恋の歌として詠まれています。

食用から薬にまで使われてきた

青い花が咲いている時期のツユクサは、食用にもなります。昔からおひたしや和え物などの調理方法で食べられてきました。

さらに草を乾燥させたものは、下痢止めや解熱などの作用があるとされ、薬としても用いられていたそうです。また、顔料や染料にも多く用いられてきました。

まとめ

道端に咲いているツユクサは古くから日本人にとって馴染みのある花でした。

万葉集などにも詠まれていたツユクサの花は、朝に咲いて、午後にはしぼんでしまうことから儚いイメージが強い花とされています。

花言葉は「尊敬」「変わらぬ思い」「なつかしい関係」となっていますので、敬愛する人に贈るのにはぴったりな花ですね。

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