水面を歩ける?!「レンカク」と呼ばれる鳥の仲間たち!!

鳥類はその優れた身体能力を持ちます。
そのため、空を飛ぶことができる鳥がいるだけではなく、水に浮かぶこともできる鳥がいたりします。
そんな中、水面を歩ける鳥もいるのだとか。
その名もレンカクと言います。

日本ではあまり知られていない鳥「レンカク」についてご紹介します。
ある方法で水面に立つため、その足が異常とも思える形状となるほど発達してる鳥です!

「レンカク」の仲間は水面を歩ける?

レンカクは世界中に生息しており、その種類は各地域によって異なります。
このレンカクの仲間たちには、「水面を歩ける」という独自の能力があります。

水面を歩いているように見える姿

レンカクは、水面を歩いているように見える姿がたびたび目撃されています。

レンカクは、ヒナの頃から足が異様に発達しているのが特徴となっています。
特に雛の頃は、クチバシから尾までの長さと足のサイズが同程度なのでは?と思ってしまうほどです。

この非常に大きな足は、水上を移動するためだとされています。
レンカクは、水面を歩いているようにも見えますが、実際は水面に浮かぶ植物の葉の上を歩いています。
その際、足のサイズが大きいほど体重が分散します。
だからこそ、レンカクは発達した足を持っているんですね。

名前の由来もその姿から

レンカクという名前も、その姿に由来します。
レンカクは漢字では「蓮角」と表記するのですが、これは長い足と踵を用いて蓮の葉の上を渡り歩く姿にちなんでいるそうです。
レンカクが歩く水面に浮かぶ草の代表として、蓮の葉が名前に組み込まれたという事ですね。

レンカクの家族

レンカクは、蓮などの葉の上を歩くだけではありません。
葉の上に巣を作り、家族と暮らします。

レンカクは「一妻多夫制」

レンカクは、「一妻多夫制」をとっています。
一夫多妻制の動物は自然界にも多々いるのですが、1匹のメスが多数のオスと家族を築くというのは珍しい特性とされています。

レンカクは、メスが縄張りを持っています。
この縄張りの中でオスと交尾をし、卵を産むのです。

レンカクの繁殖期は雨季とされます。
オスは、メスの縄張りに水草を集めて巣を作り、そこから求愛を行います。
この巣から行われるオスの求愛に対して、メスが気に入れば見事にカップル成立です。

子育てはオスの仕事

レンカクは一妻多夫制です。
このメスは、一度出産したら巣に籠り、育児をするというわけではありません。

一度出産したら、オスが作った巣を離れ、新しいオスを求めて縄張り内を移動します。
そのため、子育てに関してはオスが全て担当します。

抱卵の段階から、オスのみの育児となります。
鳥類の多くはメスが抱卵するため、オスだけが抱卵するレンカクというのは非常に珍しいとされています。

メスの方が体も大きい

また、メスの方が体格がいいというのもレンカクの特徴です。

レンカクの一種「レンカク」は、オスの体長が20cm前後なのに対して、メスの体長が25cm前後なので、一回りとまで言わなくても体格が豊かになっています。
体重もオスが85g前後なのに対して、メスが約140gとなっています。

世界中にいるレンカクの仲間

レンカクは世界中に生息しており、各地域によって姿形も異なります。

世界に8種いるレンカク

レンカクの仲間とされる種は、今のところ8種類ほどが発見されています。

たとえば「トサカレンカク」という種は、インドから中国までに多く生息しているとされます。
スリランカや台湾やフィリピンで繁殖した後にインドネシアやマレーシアに渡って越冬することが多いようです。

また、生息地から名前を付けられた種もいます。
その例として「アメリカレンカク」や「アフリカレンカク」という種がいます。

日本には生息していない?

レンカクは世界中の熱帯に分布しているのですが、日本ではなかなか見ることはありません。
迷鳥として稀に日本に渡来することがありますが、定住しているものはいないとされます。

まとめ

レンカクは異様に発達した足を持つ鳥類です。
その足により、水面に浮かぶ植物の葉の上を歩くことができます。
その姿は、遠くから見ると水面を歩いているようです!

そんなレンカクは世界中に生息しており、日本にもたまに渡来します。
とはいえ、日本に来る場合は迷鳥であって、日本を目指してくるという事は今のところないそうです。

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