あれ?これってあのテーマパークじゃないの?そんな勘違いをしてしまそうなくらい某夢の国に酷似したテーマパーク"Dismaland(ディズマランド)"がイギリスに2015年9月27日までの期間限定でオープンしました。これを企画したのはグラフィティアーティストの"Banksy(バンクシー)"さん。自身が手掛けた10点の作品のほか、世界中から集まったアーティスト達の作品が複数展示されている。
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Banksy(バンクシー)って誰?
バンクシーとはイギリスのロンドンを中心に活動する覆面アーティストで、主に社会風刺的なグラフィティアート(スプレーなどを使って壁などに描かく落書き)を描くことで世界的に有名です。また、生年月日や本名など不明な点が多い謎の人物としても知られています。
ディズマランドへようこそ
出典:twitter.com
そんな社会風刺的アートを主に活動するバンクシーが企画したディズマランドも、もちろん皮肉がいっぱいです。
テーマパークの象徴とも言える中心には、"シンデレラ城"を彷彿とさせる焼け焦げた城に、どこかで見たことのある"歪んだ人魚姫"があなたをお出迎え。
出典:thisiscolossal.com
そんな焼け焦げた城へ急いでたのか"カボチャの馬車"が横転しています。そして、それに群がる"パパラッチ"。ここにもバンクシーならではの社会風刺が盛り込まれています。
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このスタッフのやる気のない顔。売ってる風船には「わたしはバカ」と書かれています。ちなみに園内にいるスタッフは全員"やる気がない"、または"不機嫌"らしくアートのひとつだそうです。
こちらは腕輪式になる"チケット"。なんど見てもロゴがあの夢の国にしか見えません。
出典:huffingtonpost.co.uk
ライトアップされた園内。あれ?これは意外とファンタジー感溢れてますね(笑)
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そして、企画したバンクシーさんはディズマランドについて自身のインスタグラムに「ディズマランドへようこそ。人生はいつもおとぎ話ってわけじゃない。」とメッセージを公開していました。全てを物語る一言。深いですね。
入園料は3ポンド(約570円)で意外と安くて驚きました。これがイギリスじゃなくて千葉にできたら行ってみたいですね。
出典:dismaland.co.uk / huffingtonpost.co.uk / thisiscolossal.com