アメリカのとある住宅街の道路を飛び交っている大量の“とあるもの”。
よく見ると、その正体は西部劇に出てくる「アレ」だったのです!
足元にひとつふたつと転がっているだけなら定朝がある風景になるのでしょうが・・・、これだけの大きさと数だと市民の生活にも影響が出ていそうです。
目次
街中の道路を転がってくるのは・・・西部劇に出てくる「アレ」!
動画が撮影されたのは、アメリカ・コロラド州の住宅街。
普通のお家が立ち並ぶ街のようですが・・・
この街の道路を、何かが転がっています!
しかも、その数はとんでもない量。
風に煽られすその姿は、街の中を飛び交っているようです。
「アレ」=タンブルウィード
街中を飛び交っている、西部劇に出てくる「アレ」。
その正体は「タンブルウィード」と呼ばれる植物。
枯れてちぎれると、ふわふわした軽い球状の枯草になって転がっていくという特性があります。
「タンブルウィード」というのは特定の植物ではなく、乾燥地帯に生え球状になる植物の総称です。
ロシアアザミという植物がその代表の一つとされますが、キク科やアブラナ科の植物の中にもタンブルウィードになるものもあります。
この動画が撮影されたのは12月。
植物が枯れ、空気の乾燥した時期や場所に発生することの多いタンブルウィードが大量発生しやすい時期のようです。
西部劇などでは、人の足元をコロコロっと風に煽られているイメージが持たれているように、タンブルウィードは荒野などに発生することが多いのですが、数が増えるとこの動画のように近隣の住宅街にまで押し寄せてしまうこともあるのだとか。
あまりにも数が増えると交通事故の原因にることもある他、風の通り道となった家の前に大量に集まることで地元住民を困らせる事態にもなり得るのだとか。
確かに、子供の背ほどはありそうなタンブルウィードも時折見受けられますので、なにかしらの被害が出るというのもわかる話です。
動画はこちら
タンブルウィードと呼ばれる西部劇などで見かける「アレ」が、とんでもない数街中を飛び交ってる風景は、こちらの動画からご覧いただけます。