今回ご紹介する動画には、特徴的なシカの仲間が登場します。
なんと、その頭部に「目が6つ」あるように見えるのです!!
目次
シカに目が6つある??
動画はアメリカ・テキサス州で撮影されたもの。
撮影者さんが差し出すエサに顔を近づけるのは、「ムントジャック」という種のシカ。
その名前を『ビスケット』といいます。
ビスケットはエサの匂いを嗅ごうとクンクン・・・。
すると目の下や額から、目のようなものが4つ現れたではありませんか!!
両目も合わせると全部で6つ、なんて不思議な姿をしたシカなのでしょう。
目らしきパーツの正体は・・
ムントジャックという種のシカであるビスケットには、目が6つある??
と思いきや・・、よく見たら目の下や額に現れた4つの目らしき部位は、穴のようになっていますよ。
匂いを嗅ぐ動作に合わせて、この穴は大きくなったり小さくなったり。
それが「目」にそっくりなのですが、この穴の正体は・・・
マーキングを行う際に分泌物を出す「臭腺」と呼ばれるものなのだそう。
撮影者さんいわく、新しい匂いを嗅ぐ時や人に囲まれる時にもこの臭腺が開いたり閉じたりするようです。
日本では、キョンと呼ばれるこの動物。
目の周りの臭腺から、四目鹿なんて呼ばれることもあります。
ビスケットの姿を捉えたこちらの動画には、「こんなシカは見たことありません」「初めて見ると違和感がありますね。すごく面白いです!」「この動画がなかったら、その存在を知ることはありませんでした」といった声が寄せられていました。
動画はこちら
目にそっくりな「臭腺」をもつムントジャックという種のシカ・ビスケット。
一瞬目が6つ!?と驚くそのルックスは、こちらの動画からご覧いただけます。