タイのプミポン国王の死去が報じられ、世界中で大きな話題となっています。タイではとてつもない影響力をもっていた国王の死去。一方、日本の皇室とは古くから親密な関係を築いていました。そのエピソードなどをご紹介します。
タイ国民をはじめ、世界に衝撃の走った国王の死去。
タイのプミポン国王が死去=王室 https://t.co/WFtgc1boBG pic.twitter.com/OstcG8vsDv
— ロイター.co.jp (@Reuters_co_jp) 2016年10月13日
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【写真特集】プミポン国王の死を悼むタイ国民 https://t.co/xxO0nxeRr9
— AFPBB News (@afpbbcom) 2016年10月14日
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精神的主柱を失った影響を懸念する声も多数。
タイのプミポン国王が亡くなった。在位70年、国民の敬愛を一身に受けていた。かつてクーデターを自ら乗り出して収拾される姿を思い出す。敬虔な仏教徒の多いタイだが、クーデターはよく起こった。30年前初めて訪ねた時とは様変わりに経済は発展したが、政治的対立は根強い。精神的支柱が失われた。
— 中山なりあき(中山成彬) (@nakayamanariaki) 2016年10月13日
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タイのプミポン国王が崩御された。立憲君主として政治を超越する立場だが、国が内乱と分裂の危機に陥った時、国王の鶴の一声で紛争がぴったりと収まり、国民が救われたことは何度もある。このような国王と王室を有するタイ国民は、伝統なる皇室を頂くわれわれ日本人とは同様、まさに幸せである。
— 石平太郎 (@liyonyon) 2016年10月13日
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目次
皇室とタイ王室は、古くから親密な関係
国家元首として70年にわたって国を治め、世界で最も在位の長い国王として知られてきたタイのプミポン国王。皇室とタイの王室は、天皇皇后両陛下とプミポン国王夫妻の交流を中心に古くから親密な関係を築いてきました。
昭和39年、天皇陛下は、昭和天皇の名代として皇后さまとともに初めてタイを公式訪問。両陛下と国王は、当時いずれも30代で、国王は運転して両陛下を山岳地帯まで案内したり、移動中の飛行機の中で愛用のクラリネットの演奏を披露したりするなど、心を尽くしてもてなしました。
(「ティラピア」という淡水魚を寄贈)
この翌年、タイの厳しい食糧事情を聞かされていた天皇陛下が、「ティラピア」という淡水魚を国王に寄贈し、これがきっかけとなってティラピアはタイの食卓に欠かせない魚となりました。
故プミポン国王と日本の皇室のエピソード
昭和39年タイを訪問された天皇陛下(当時の皇太子)
当時タイは国民の栄養不足が深刻だった
プミポン国王は魚類学者の陛下に魚の養殖について相談
陛下は日本からティラピアという魚をタイへ送られた
今ではプラーニンと呼ばれタイの国民食になっている pic.twitter.com/76VAE9THIt— 野田草履P (@nodasori2525) 2016年10月13日
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タイ人の話
「1960年代、天皇陛下が皇太子時代にタイのプミポン国王に贈った魚「プラーニン」。別の魚の養殖を検討していたタイに対して、より適していると判断された品種を、東宮御所で手ずから育てられ、贈呈。タイ国民は今でも感謝しています」 pic.twitter.com/vHERieaLoq— ShounanTK (@shounantk) 2014年11月15日
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こちらがティラピア。
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このティラピアの話については、FunDoでも以前、天皇陛下がタイ国民から愛され続ける理由…50匹の魚を寄贈した事が始まりだったという記事を書いています。併せてご覧ください。
親交はその後も続いた
平成3年には、天皇陛下の即位後初めてとなる外国訪問で、両陛下でタイなど3か国を訪れたほか、平成18年には、プミポン国王の即位60周年を祝う式典に両陛下で出席されています。また、皇族方もタイとの親交が深く、平成24年には、皇太子さまが親善訪問されたほか、秋篠宮さまも国際親善や研究の一環でこれまでに16回、タイを訪問されています。
タイの国民に愛されたプミポン国王。国民からの信頼はとてつもないものでした。
こんなにも信頼の暑い国王がいただろうか……#プミポン国王 pic.twitter.com/qVPymHpt1S
— なつみん* (@723moririn) 2016年10月13日
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報ステを見ていてビックリ!
タイで一時期働いていた自分としては
ボブ・ディランのノーベル賞受賞よりも、
タイのプミポン国王ご逝去のニュースが衝撃的で…
いつも財布に入っている20バーツ紙幣を
ずっと大切にしようと思った夜。
プミポン国王のご逝去に接し、謹んでお悔やみ申し上げます。 pic.twitter.com/BvzTVsZuAt— だいすけ (@vh434w) 2016年10月13日
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タイのプミポン国王、1992年の暗黒の5月事件、タイのクーデター、双方の親分を呼び出して、暴力を叱りつけ一夜で紛争を収めてしまったなんてこともありました。 pic.twitter.com/ytHsvCEdHK
— Hiroyuki Katsura (@ohyuki2010) 2016年10月13日
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日本とタイの友好関係の発展に果たされた偉大な御功績ははかりしれません。謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
出典:www3.nhk.or.jp / ja.wikipedia.org