「コンサート」と「ライブ」どうやって使い分けるの?リサイタルやフェスの違いもスッキリ解説

2019.10.7

concert
好きなアーティストのイベントに行くとき、何と言って出かけましょう?

「コンサートに行ってくる」それとも「ライブに行ってくる」どちらが合っているのか分からないまま曖昧に使っている方も多いのではないでしょうか。更には、リサイタルやフェスと名が付くイベントもあり、今まで使っていた言葉が合っているのか自信が無くなってきちゃいます。

コンサート、ライブ、リサイタル、フェス。この四つの言葉はどのように使い分ければいいのか、それぞれの言葉の違いについて解説いたします。



「コンサート」「ライブ」「リサイタル」「フェス」の意味

neko
似たような意味を持4つの言葉をそれぞれ解説いたします。

リサイタル

recital
英語でrecital(リサイタル)とは、独奏会や独唱会という意味があり、ひとりのメインアーティストが歌を歌ったり楽器を弾いたりするのを鑑賞することです。ちなみにアーティストがふたりの場合は「ジョイント リサイタル」と呼ぶこともあります。

コンサート

concert
英語でconcert(コンサート)とは、演奏会や音楽会という意味があります。

複数のアーティストが出演して歌を歌ったり楽器を弾いたりするのを鑑賞することです。元々オーケストラなど大人数による演奏会を指していたため、リサイタルよりも規模が大きいイベントになります。出演者が単独の場合は「ソロコンサート」と呼ぶこともあります。

ライブ

live
英語でlive(ライブ)とは、生放送や生演奏という意味があります。テレビ番組でも、生中継のことをライブ中継と言ったりしますよね。

かつて、一般家庭にオーディオ機器がなかった時代、人を会場に集めてレコードを聴かせる「レコードコンサート」や、録画した映像をスクリーンに映し出して鑑賞する「フィルムコンサート」というものを開催していました。そして、生演奏のコンサートのことを「ライブコンサート」とも言っていたのです。

多々ある「コンサート」と生演奏の区別をつけるため、ライブコンサートのことを「ライブ」と呼ぶようになったんですね。

フェス

fes
英語のfestival(フェスティバル)、ラテン語のfestivus(フェスティバス)が語源でお祭りという意味です。音楽以外のイベントでも使われている言葉で、アニメフェスやご当地グルメフェスなど、日本ではさまざまなフェスが開催されていますね。

通常、音楽フェスといえば複数のアーティストが出演し観客の前で次々に演奏する長時間のイベントになります。




近年日本での使われ方

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リサイタル、コンサート、ライブ、フェスは、それぞれ元々の意味が違うんですね。近年の日本ではどのように使われているのでしょう?

リサイタル=ジャイアン


日本で一番リサイタルが似合う人物、それはジャイアンです(笑)音楽に詳しくない人たちにもリサイタルという言葉が浸透しているのは、ジャイアンの影響があると思います。子どもにだって通じる言葉なんですよ。

コンサート=クラシック等


最近では、アーティストが単独の場合や、生演奏ときにもコンサートといわれるようになり、一番多義的に使われている言葉です。しかし、感覚的に分けるとすれば、オーケストラのクラシックなどを座ってしとやかに鑑賞するときにコンサートと呼ぶことが多いようです。

ライブ=盛り上がる音楽イベント


ロックやポップスなどの音楽をノリノリに立ち上がって盛り上がる公演を「ライブ」と呼んでいます。会場全体がアーティストと一体となり音楽を楽しむイベントです。

フェス=音楽の祭り


音楽フェスは、夏フェス、秋フェス、野外フェスなどがあり、音楽好きの間ではとても人気の年間行事になっています。好きなアーティストを目当てに参加すれば会場のお祭り雰囲気も相まり最高に盛り上がるイベントです。

日本の場合雰囲気で使い分けることが多い


それぞれ言葉の意味がありますが、日本では雰囲気で使い分けていることが多いようですね。特に似ているのはライブとコンサートですが、狭い会場でノリのいい音楽を聞くときはライブ、広い会場でしとやかな音楽を聞くときはコンサート、というように使い分けられています。

コンサートとライブに関しては意味的には同じ

concert,live
コンサートとライブはよく似ています。

元々の意味合いはほぼ同じ


生演奏のコンサートを「ライブコンサート」といっており、元々はコンサートもライブも同じ意味合いだったのです。数あるコンサートの中でも生演奏だということを強調するためライブという言葉が独立したのです。

規模やジャンルで使い分けよう!

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「結局どうやって使い分ければいいの?」というときは、規模や音楽のジャンルで使い分けましょう!

出演者が1人の場合はリサイタル


基本的に、アーティストが単独で独奏・独唱するイベントです。音楽のジャンルに決まりはなく、クラシックやジャズ、シャンソンや演歌など、幅広く行われます。会場は広すぎない場所で、ホテルの宴会場などを使うこともあり、アーティストとの距離感が近くなります。

出演複数人で静かに聞くのはコンサート


複数人のアーティストが演奏をするオーケストラなどの音楽イベントを指すことが多いです。数百名規模の広い会場内で、座って静かに音楽そのものを楽しむ雰囲気です。広い会場に響き渡る音色が心地よく沁みわたります。

出演複数人で一緒に盛り上がるのはライブ


複数人からなるアーティストの歌や演奏を一緒に楽しみ盛り上がるイベントです。音楽のジャンルはロックやポップス、アイドルなどノリのいいものになります。会場の広さはその時々ですが、アーティストとの一体感を楽しむことができます。

複数アーティストで長時間のお祭り状態ならフェス


複数のアーティストが代わる代わる出演し、長時間に渡り開催するイベントです。中には数日連続で開催されるイベントもあります。飲食の屋台が出ることで更に賑やかになり、まさにお祭り状態となります。

公式に決まっているものはその名称で

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開催側の主張により公式に名称が決まっていることもあります。生演奏を強調したいときはライブ、単独を強調したいときはリサイタル、などとして名称を決めるのでしょう。

まとめ

matome
それぞれの違いがわかり、スッキリしていただけましたでしょうか?音楽の楽しみ方がこんなにあることを改めて知ることができました。ご自身に合ったイベントに出向いて、音楽ライフをエンジョイしていきましょう!

他にも「よく使う言葉だけど違いが分からない言葉」をスッキリ解説した記事がございます。こちらも併せてご覧ください。

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