おしゃれな洋服のカラーなどで表記される「サックス」という色。名前だけは聞いたことがあっても、具体的にはどんな色かいまいちイメージがしにくいですよね。
サックスって、結局どんな色だったっけ?詳しくご紹介しますので、確認してみてくださいね!
目次
サックスは青色の一種
サックスは青色の一種。パステルブルーやインディゴブルーなど、ベースに青がある色のひとつです。
正式にはサックスブルー(Saxe Blue)
サックスの正式名称は「Saxe Blue(サックスブルー)」。一般的に「青」「ブルー」と言われる色にグレーを足したような、爽やかで落ち着いた色です。
日本語だとくすんだ青
サックスを日本語で表すなら、「くすんだ青」。西洋の藍染の布などにみられる、シックな淡い青を表します。
普通の青よりも大人っぽく上品な色なので、洋服に取り入れれば大人の女性などでも着こなせる、大人のファッションにぴったりな色です。
サックスの語源
サックスブルーは日本語に直訳すると「サクソンのブルー」。語源はドイツの地名です。
由来はドイツのサクソン人
「サックス」は、ドイツの地名「ザクセン」の英語読み。サクソン人と呼ばれる民族の故郷とされています。
実際に出力すると・・・?
実際に出力してみると、サックスブルーはこんな色になります。
サックスブルー
原色のパキッとしたイメージが強い青とは全く違う、深みがあって上品な色です。大人になるとあまりカラフルな色はファッションに取り入れにくいけれど、こんな青なら手軽に取り入れられるかも!
ひとつ注意したいのが、サックスは洋服などの場合、商品によって大幅に色味が変わってくること。青みがより強いサックスもあれば、グレーが強めのサックスもあります。
ひとくちに「サックス」と言っても自分がイメージしているサックスとはちょっと違うかもしれないので、ネット通販などで洋服を買う場合は要注意!
似たような色は?
サックスに似た色として挙げられるのが、「青緑」。和名だと「甕覗き(かめのぞき)」などと言われることもあります。
青緑は、こんな色!
青緑
上記のサックスとほとんど一緒ですね。また、「甕覗き」は藍染の甕(壺のようなもの)の中に布をちょっとだけ浸した色、といった意味があります。
【まとめ】サックスは青色の一種!
サックスは青色の一種の、落ち着いた上品な色。今まで洋服に青を取り入れたことがなかったという大人の方でもきっとよく似合う色なので、ファッションに取り入れてみるのも良いかもしれません。
お店で洋服を見ている時に、「じゃあ、これの色違いのサックス頂けます?」なんて店員さんに声をかけられたら、ちょっとおしゃれかも!?
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