金箔ではなく純金を利用している

シャチホコといえば金色というイメージがありますよね。
しかし、その多くは金メッキなどを用いた飾り立てです。

しかし、名古屋城にあるシャチホコは違います。
代々純金を利用して作られていました。

1612年、名古屋城天守が竣工した当時の金色のシャチホコは一対で慶長大判1940枚分、純金にして215.3kgの金が使用されたとされます。

2020年現在、純金1kgで約700万円相当の価値があるとされているため、単純計算でも約15億500万円相当の価値があったとされます。
金箔ではなく本物の純金を使用しているため、その価値は想像を超えるものとなっていますね!

時代が経つにつれ、純金の量が減る不思議

ただ、もともと名古屋城の金色のシャチホコは飛び抜けて輝きを放っていたのですが、藩の財政悪化により3回にわたり純金を剥ぎ取ったとされています。
そのため、金の純度がどんどん下がり続けてしまい、それに合わせて輝きも失っていったそうです。
輝きが失っていることをバレないよう、当時はシャチホコを金網で囲うことで見えにくくすることでごまかしていたんだとか。

その後、戦争で焼失してしまった事から復元が施され、現在のシャチホコは一対で88kgほど金が使用されています。

シャチホコを盗もうとする事件が何度も!

名古屋城のシャチホコは、純金が用いられていることは当時から知られていました。
そのため、過去に何度も盗難事件が発生しています。

特に有名なのは、江戸時代に大凧に乗って金色のシャチホコに近づこうとした柿木金助の伝説です。
ところが実際のこの人物は、名古屋城の蔵に侵入したというのが実際のところで大凧を用いたというのはあくまでも物語にすぎないそうです。
しかしこの話が荒唐無稽で当時の人たちにウケたからか、歌舞伎などにもこの話はなっています。

その他にも明治以降に4回も盗難事件が発生しており、いずれも金色のシャチホコの鱗を売却しようとして逮捕される事件も起きています。

まとめ

シャチホコは名古屋城をはじめとするお城に飾られています。
その目的は火事を鎮火するという言い伝えから、火除けの守り神として設けられるようになりました。
また、織田信長や豊臣秀吉といった戦国大名による権力の象徴として、時にはステータスとしても利用されました。

現存する日本の城には、未だに立派なシャチホコが載せられているところもあるため、ぜひ見に行った人は天守閣に注目してみてくださいね!

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