
クリスマスやバレンタインなど、色々なシーズンごとに発売される「コフレ」。
かわいいデザインや限定品のカラーがたくさんあって、女性にとってはワクワクするものですね。
ところで、この「コフレ」って、どのような意味があるのでしょうか?
「コスメ」にも似た言葉ですが、具体的にはどのような違いがあるのかをここでは解説します!
目次
クリスマスコフレなどとは言うけれど・・・

「クリスマスコフレ」などの使い方をされる「コフレ」。
そもそも「コフレ」って、どんな意味の言葉なのでしょうか?
「コフレ」の意味
コフレは実はフランス語。
coffretと表記し、小箱・手箱という意味があります。
多くの場合は「宝箱」と言うようなニュアンスで使われており、箱の中に色々な化粧品がセットで詰め込まれたアイテムを「コフレ」と呼んでいるのです。
確かに、キラキラした化粧品がたくさん入ったコフレは、宝箱のようですよね!!
「クリスマスコフレ」とは
以上のことから、クリスマスシーズンに様々なブランドから発売される「クリスマスコフレ」は、クリスマスシーズン限定の化粧品をいくつかセットにしたプレゼントボックスのようなものを指します。
クリスマスだけじゃない!他の季節にも「コフレ」は発売される
クリスマスシーズンに発売されることが多いコフレですが、実は他の季節にもコフレは発売されます。
春先になると、夏に向けてサマーコフレが各メーカーから発表されますし、ハロウィンなどのイベントや季節ごとに、かわいいコフレが発売されることが多いです。
そのため、季節ごとにチェックするのも楽しいですよ!
「コスメ」との違い

次に、「コフレ」とよく似た「コスメ」の意味を見ていきましょう。
「コスメ」の意味
「コスメ」は、コフレとは違い英語が語源です。
「コスメティック(cosmetic)」の略で、化粧品や美容のためのといった意味の言葉です。
「コスメ」の由来
「コスメティック(cosmetic)」の語源は、なんとギリシャ語。
秩序や宇宙という意味の"kosmos"が由来とされています。
なんとこれは、英語の「宇宙」を意味するコスモス"cosmos"と同語源とされています。
人や時代に寄って変化し、正解のないメイクの世界は、奥深い宇宙のような存在なのかもしれませんね!
化粧品に関する豆知識

化粧品は宇宙のように奥深い世界。
ここでは、化粧品に関する豆知識をご紹介します!
香水の使用期限
意外となかなか減らない化粧品ナンバー1、香水。
もう何年も同じものを使っているけど、一体いつまで使えるの?と疑問に思っている人も少なくないはず。
日本の薬事法では香水の使用期限は「製造後や輸入後に適切な保存条件で3年以上効果が安定している化粧品は使用期限表示の対象から除外される」とされています。
つまり、香水は未使用なら約3年以上は効果が持続すると考えられているんです。
ただし、使用期限を超えるとすぐ使えなくなってしまうわけではありません。
あくまでも約3年を目安に考えておくというイメージのようです。
時間が経ってしまった香水は、変色などが進んでいないかどうか確認してから使うようにしましょう!
昔の人のメイク「お歯黒」の目的
江戸時代の女性などがしているイメージがあるお化粧の「お歯黒」。
実はこれは、成人の証としての意味を持つものでした。
平安時代の貴族階級の中で、お歯黒は「成人の証」として行われていました。
その当時は男女とも17~18歳が成人とされており、その年頃になった男女は歯を黒く染めることで成人であることを表していたそうです。
江戸時代になるとこの風習は庶民にも広まりました。
そして多くの既婚女性がお歯黒をするようになったとされています。
まとめ

コフレは、フランス語で「小箱」や「手箱」、「宝箱」と言うような意味があります。
対して「コスメ」は、英語の「コスメティック(cosmetic)」の略で、「化粧品」や「美容のための」といった意味の言葉です。
キラキラした化粧品がたくさん入ったコフレは、お化粧を楽しむ人にとって宝箱のようなものですもんね!