【かんしん】「関心」と「感心」、読みは同じだけれど、意味は同じなの?「歓心」との違いも解説

「関心」と「感心」は、どちらも「かんしん」と読む同音異義語です。
「関心」は何かに対して興味を持つ気持ちを、「感心」は何かに対して感動して心を動かされる気持ちを意味します。
似ている言葉ですが、実は意味がまったく異なる熟語なのです。

読みは同じだけど意味は実は全然違う「関心」と「感心」の意味や使い方、そしてさらなる同音異義語「歓心」について解説します!

「関心」とは

まず最初に、「関心」について見ていきましょう。

「関心」の意味

「関心」は、特定の物事に対して心を引かれ、注意を向けることを意味します。
「教育問題に関心が高まる」「周囲の関心の的」と言うような使い方をし、何かが気になる時、興味がある時に使う言葉です。

「関心」の類義語

「関心」の類義語には、好奇心・注目・留意などが挙げられます。

「好奇心」は珍しいことや未知のことなどに興味をもつ気持ちを意味します。
「注目」は意識を向けてその対象について調べたり動向を知ろうとすること、「留意」は気に留めることを意味します。

「感心」とは

次に、「感心」という言葉について見ていきましょう。

「感心」の意味

「感心」は、立派な行いや、優れた技量に感服しほめたたえる感情を抱くことを意味する言葉です。
「彼女のピアノの腕前に感心する」は、ピアノの腕前がスゴいと感じ、音色にうっとりしている際などに用います。

「感心できない」は反対の意

感心は、「あまり感心できないやり方だ」といった用い方もします。
この「感心できない」という言葉は。
この表現では、良いことだとは思えない・褒められるようなことだとは思わないという否定形だけで用いられるわけではありません。
賛成できない・同意できないというような反対する意を表明する際にも用いられます。

「歓心」とは

「関心」や「感心」の同音異義である「歓心」についても見ていきましょう。

「歓心」の意味

「歓心」は、「歓ぶ」という文字が入っている通り、喜ぶ気持ち・うれしいと思う心を意味します。
同音ではありますが、意味はまったく異なります。

「歓心を買う」という表現で使われることが多い

歓心は、「歓心を買う」といった表現で使われることが多いです。

誰かに好かれたい時や気に入られたい時などには、相手の喜ぶことをしたり、何かプレゼントを贈って喜んでもらったりといろいろな方法を取りますよね。
このように何らかの方法で相手に気に入られようと機嫌を取ることを「歓心を買う」というのです。

まとめ

同音異義語の「関心」と「感心」は、全く違う意味を持っています。

「関心」は何かに対して興味を持つ気持ちを表し、「感心」は何かに対して感動して心を動かされる気持ちを意味します。

さらに、同じ同音異義語で「うれしいと思う心」を意味する「歓心」という言葉もあり、「歓心を買う」といった使い方をします。

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