【十三祝い】近年注目されるようになったこの行事をご存じですか?「10歳の祝い」との違いも解説

「十三祝い」は、数えで13歳になる子供が立派な大人になれるようにという願いを込め、成長を祝う行事です。
江戸時代後期にはじまったとされる歴史のある文化で、かつては人生の節目を祝う成人式のような役目もあったとされます。
しかし、現代ではあまり耳にはしなくなっていました。
ところが、近年この行事が再び注目を集めているようです。
そうなると、ちょうどその年代のお子さんを持つパパママにとっては、少し気になる行事になるのではないでしょうか。

そこでここでは、「十三祝い」という行事について解説します。

2種類ある「十三祝い」


出典:株式会社スタジオアリス リリース

一般的に「十三祝い」といわれる行事には、種類が2つあります。

江戸時代に始まった「十三祝い」

「十三祝い」とは、数えで13歳になった子供たちが立派な大人になれるよう願いを込めて、成長を祝う伝統行事です。
毎年4月13日や、その前後の日曜日に行われる行事となっています。

福徳と知恵を授けるとされる「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」にお参りする行事となっています。
虚空蔵菩薩のご利益から「知恵もらい」「知恵もうで」と呼ばれる事もあります。

沖縄における「十三祝い」

沖縄では独自の「十三祝い」が伝わっています。

沖縄には、トゥシビーと呼ばれる、自分が生まれた干支が12年ぶりにめぐってきた時に行う行事があります。
お祝いや厄払いのために行われれ、旧暦の正月後、最初の干支の日におこなわれます。
沖縄の場合、干支が巡るたびにトゥシビーは訪れるので、数え年で25歳・37歳・49歳・61歳・73歳・85歳・97歳にあるという事になります。
ちなみに97歳が最後のトゥシビーとされ、「カジマヤー」と呼ばれています。

近年注目の集まる「十三祝い」


出典:株式会社スタジオアリス リリース

これまであまり知られてこなかった「十三祝い」ですが、近年注目を集めてきているようです。

知名度は低い「十三祝い」

写真スタジオ「スタジオアリス」の運営する株式会社スタジオアリスが、2021年5月に公開したアンケートの中で、「十三祝い」の現状が分かるものがあります。

「十三祝い」という言葉の認知度を全国の小学生の子供を持つ保護者を対象にアンケートを取ったところ、80.4%の人が「知らない」と回答しました。
「十三祝い」は発祥地が京都とされており、そのため関西地方で主に行われてきた行事となっているので、全国での認知度はそれほど高くないようです。

「知っている」と答えた人に対し、どのようなきっかけで「十三祝い」を知ったかについて聞いたところ、最も多かった回答は「自分が子どもの頃に行事として体験した(29.6%)」となっています。
次に多かったのは「親になって周囲から見聞きするようになった(22.4%)」、「TV・雑誌・ネットなどで見たことがある(17.3%)」といった回答でした。

保護者の3人に1人は興味を持っている「十三祝い」

近年では、「十三祝い」は、子どもの凛々しい和装姿をしっかりと思い出に残すことができる記念写真を撮ることのできる行事として認知されてきているようです。

写真館などで行われることが多いこの記念撮影については、「興味がある」と答えたのは「興味がある(10.0%)」 「どちらかといえば興味がある(21.2%)」を合わせて31.2%となりました。
つまり、3人に1人が「十三祝い」に興味を持っていることがわかります。

「十歳祝い」との違い


出典:株式会社スタジオアリス リリース

「十三祝い」と似た行事としてあるのが、10歳の誕生日を祝う「十歳祝い」。
「二分の一成人式」とも呼ばれるこちらの行事について、「十三祝い」との違いもあわせて解説します。

「十歳祝い」とは

「十歳祝い」は、その名の通り10歳になったことをお祝いする行事です。
ちなみに、「十歳」は「じゅっさい」ではなく、「ととせ」と読みます。
「十三祝い」は数え年で行われますが、「十歳祝い」は満年齢で行われるのが一般的です。

こちらは、成人式を迎える二十歳の半分の年齢にあたる10歳を、1つの節目として祝う行事です。

「十歳祝い」を行う日にちには、特に決まっていません。
「十歳の祝いの日」としては3月7日に記念日として制定されていますが、子供が10歳を迎える誕生日に行ったり、お正月や年度末などのタイミングで行ったりします。

「十歳祝い」では、「十三祝い」と同じく記念として写真撮影をする方が多いようです。
成人式のように凛々しい和装で写真撮影をしたり、無事に10歳まで成長したことへの感謝を伝えるためにお参りをしたり、おじいちゃんおばあちゃんや親戚を招いて食事会をしたりします。

別名は「二分の一成人式」 

十歳祝いは「二分の一成人式」とも呼ばれ、2000年代前半頃から都内の小学校で行事として行われるようになり、全国に広がりました
小学校での「二分の一成人式」は、子供が9歳から10歳になる小学4年生の時期に行われます。
行事の時期は年度の後半にあたる10月~2月頃の場合が多いようです。

まとめ


出典:株式会社スタジオアリス リリース

「十三祝い」は、13歳になった子供が立派な大人になれるようにという願いを込め、成長を祝う伝統行事です。
主に関西で行われる行事で、あまり全国的な行事ではありませんでしたが、近年は記念撮影を行うためにも絶好の機会とされ保護者に興味を抱かれる事もあるようです。

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出典:株式会社スタジオアリス リリース

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