VRじゃなくてもスゴい!「スマートフォン・PC展示会場」

(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

  
スカルリーパーとの戦いまで含めて、ここまでは全て「VR空間展示会場」で筆者が体感したことを交えて説明をしてきました。
しかし、冒頭でも説明したように、このイベントでは「スマートフォン・PC展示会場」も用意されています。

そして、「スマートフォン・PC展示会場」で参加したら楽しめないのか・・・と言ったらそんなことは微塵もありません!
VR版とはまた異なる楽しみ方が「スマートフォン・PC展示会場」には用意されているのです!

アプリのダウンロードが不要で、ブラウザ上で参加できる「スマートフォン・PC展示会場」は、会場内で音楽が流れる、音声ガイド等を聴くことができるという点はもちろん共通しています。
とはいえ、「スマートフォン・PC展示会場」では、たしかに没入感ある展示品鑑賞はたしかに難しくなっているという一面はあります。
しかし、タッチ操作で展示品を一つひとつ見られますし、スマートフォンやPCの方が、現在の所やはり画質はいいので、アニメ資料をより高画質で鑑賞できるというメリットもあります。

(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

  
また、タッチひとつでモードを切り替えられるので、スマートフォン用VRゴーグルにスマートフォンをセッティングすれば、タッチで操作しにくくなるもしくはできなくなるという問題は発生しますが、VR鑑賞を体験できます。

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「スマートフォン・PC展示会場」だけの機能も

「VR空間展示会場」には無い機能が、「スマートフォン・PC展示会場」実は導入されています。
それが、『コメントボード』の存在です。

有料展示エリアにある展示ボードには、思い思いのコメントを残すことが可能です。
展示物を見た感想を書き込むことで、他のイベント参加者みんなとその思いを共有できます。

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各展示ボードに対してとなるとオフラインイベントでは到底難しいことなので、オンライン開催である当イベントならではの機能ですね!

宝探しをしよう!

『ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition』では、無料エリア・有料エリアに宝箱が設置されています。
その中にあるクイズに答えると限定壁紙が入手できます!

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期間はA・B・Cの3期間設けられており、クイズの内容も特典も変更されるという事なので複数回『ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition』に訪れる予定の方は、期間を変更して参加するというのもありかもしれません。

まとめ

今回の『ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition』先行体験をしてきたのですが、実際に開催が始まったらどうなるのかと期待が押し寄せています。
当然、各展示エリアの全ボードをしっかり見て回りたいですし、四面映像は何周もして拝見したいです。

今回の先行体験、時間は小一時間ほど用意していただき参加してきました。
もちろん、操作説明等もあり全部の時間を会場の鑑賞に使用できたわけではありませんが、正直全然回り切れていません。
鋼鉄城に至っては、全フロアを見られたわけでもありません。

展示ボードも、いくつか抜粋されたものを説明を受けながら拝見するという形式をとっていたのにも関わらず、一時間近く時間がかかっているのです。
これだけでもどれだけボリュームのあるイベントなのか、というのがお分かりいただけると思います。

そのため、実際にどれだけあるか分からないアニメ資料の数々にも期待が膨らんでいます。

恐らくエリアボス戦では、SNS上でどの武器が一番攻撃力が高いのかの検証が行われたりゲームスタートからクリアまでの時間を計るRTA(Real Time Attack)も行われるでしょう。
そういった意味では、このイベントはただのアニメ作品の展示会以上の存在にもなりえそうです。

そもそもソードアート・オンラインという作品は、フルダイブ型という現在は無いシステムながらVRゲームを舞台としています。
そのため、今回のようなVR型のオンラインイベントとは非常に親密性が高い作品と感じるところは随所にありました。

例えば、音声ナビゲーターであるユイの存在です。
参加者の肩付近や正面に姿を見せてくれるこのキャラクターは、VRでこそ活きる存在でした。
なにせ、オフラインイベントでは常に宙に浮いているキャラクターの投影なんて無理なので、本当に音声のみもしくは会場に姿を投影したモニターなどを設置するといった、そこにいるとは思えない演出に頼らざるを得ないからです。
ユイは作中でも、VRゲームに参加している時などしか原作キャラクターたちの前に直接姿をあらわすことはありません。
それを、私たちファンも把握しています。

そのため、ユイがいるこの世界はVRなのだということを強く認識できます。
それがかえってSAOの世界にいるとヒシヒシと実感できるアクセントになっていると感じ取りました。

ソードアート・オンラインの原作小説第1巻が発売されたのは2009年4月、アニメが始まったのが2012年7月です。
当時は、SAO事件がおきる『2022年11月6日』なんてちょっとした近未来だと思っていました。
ところが、気が付けばその日はあと1年を切っています。

ナーヴギアのようなフルダイブ型VRマシンは発売されそうな気配はありませんが、このイベントで作成されたエリアなどを見ていると、実際にそう遠くない未来にSAOは再現されるのでは?という考えも頭をよぎりました。
そんな、妄想めいた来る日に胸を膨らました筆者も楽しみにしている『ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition』のイベントも、とうとう2021年11月20日に開催日を迎えます!!

『ソードアート・オンライン –エクスクロニクル– Online Edition』イベント開催概要

(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

  

開催期間:
日本国内版/2021年11月20日(土)~2021年12月7日(火)
※Global Versionは2022年の開催が計画されているとのことです

開催場所:
オンライン

チケット代:
スマートフォン・PC会場:1,800円(税込)~
VR会場:2,300円(税込)~

主催:
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ

協賛:
ソニーグループ株式会社

協力:
SAO-P Project

●公式HP:
https://2021.sao-ex-chronicle.com

●公式Twitter:
@SAO_EXCHRONICLE

●公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UC78x9xUNPs6xQQ7ZmZzY4eg

※有料展示エリアでのキャプチャ画像の転載は禁止されています。記事中の写真や画像は主催者の許可を得て取得しています。※

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