「カタバミ」と「クローバー」の違いは?「シロツメクサ」とも別物なの?

クローバーに似た植物の「カタバミ」。
両者はよく似ていますが異なる植物です。

そこで、ここでは、カタバミとクローバーの違いを解説します。
また、シロツメクサとの違いについてもご紹介します。

「カタバミ」とは

まずは、カタバミがどのような植物なのかを見ていきましょう。

カタバミの分類

カタバミは、カタバミ科カタバミ属に分類される多年草です。
このカタバミの仲間は、世界中に分布しています。

いずれも地下に球根を持ち、大根や蕪のような根を下ろす植物です。
繁殖も早く根が深いため、すぐに広範囲に広がる植物です。
そのため、雑草として扱われることも多いです。

カタバミの開花時期

カタバミは、春から秋にかけ黄色や白色の花を咲かせます。
真夏を除いた4月~11月前後が開花時期となります。

また、早咲きの種類では3月頃から咲き始めることもあるとされます。。
品種によっては6月頃~7月頃に咲く種類や、限定的な期間しか咲かない品種もあるなど多種多様です。

その花弁は、原則として5弁となります。
特に日向では美しい花を見せてくれる植物となります。
逆に日陰では、咲いてもすぐに花もしぼんでしまう特性があります。

カタバミの葉の形状

カタバミの葉はハート型をしています。
それが3枚組み合わさって一つの軸にまとまっています。

中には四葉や六葉など多葉変異体も見られます。

カタバミの花言葉

カタバミの花言葉は「輝く心」「喜び」「母の優しさ」です。
その多くは前向きになれるようなものが多いです。

これらの花言葉は、その多くが柔らかな花の色となるカタバミの見た目が由来となっているものが多いと考えられます。

「クローバー」とは

次に、クローバーがどのような植物なのかを見ていきましょう。

クローバーの分類

クローバーは、マメ科シャジクソウ属の多年草です。
そのため、そもそもカタバミとは分類が異なります。
まったく別の植物という事になりますね。

クローバーの開花時期

クローバーの開花時期は、4月~7月、春から夏にかけてです。
これも冬の終わりや晩秋まで開花時期であるカタバミと違いといえます。

クローバーは温暖な時期に咲く植物なのです。

クローバーの葉の形状

クローバーの葉は、原則として丸形なのが特徴です。
長い柄を備えて立ち上がり、そこに無数の葉を付けます。

3枚ある小葉は卵形または心臓形とも言われますね。
これらの葉は柔らかいのも特徴です。

なお、クローバーは踏みつけや刈り取りに強い特性を持ちます。
再生も早いことから雑草防止や土壌浸食防止などに利用されることも多いです。

なお、葉の形を誤解してハート型で描かれることも多いです。
ロゴマークなどで誤った描かれ方をしている場合もあります。
クローバーのつもりがカタバミとなっているケースもしばしばあります。

クローバーの花言葉

クローバーの花言葉は「幸運」「約束」「復讐」「私を思って」などです。

温かくて優しいイメージの花言葉を多く持つ植物です。
特に幸運はクローバーらしい花言葉と言えますね。

「約束」という花言葉は、キリスト教から来ているそうです。
キリスト教におけるクローバーは、三位一体つまり神、キリスト、精霊の関係をあらわしている植物とされています。

一方で、復讐といった怖ろし気な花言葉もあります。

「シロツメクサ」との違い

カタバミと似た植物に、シロツメクサというものもあります。
しかし、これはクローバーの別名なので注意しましょう。

シロツメクサ=クローバー

シロツメクサはクローバーの別名となっています。
そのため、クローバーの項目で説明したようにカタバミとは別物の植物となります。

シロツメクサの名前の由来

では、なぜクローバーはシロツメクサと呼ばれるのでしょうか。
これに関しては、かつての運輸に関係しているようです。

江戸時代の後半、オランダから長崎にガラス器が輸入されていました。
その際、衝撃から守るために乾燥させたクローバーが入れられていました。
つまり緩衝材として使用していたわけですね。

そこからクローバーは「詰草」と呼ばれるようになりました。
転じて、白い花をつける本種を「白詰草」と呼んだようです。

まとめ

カタバミは、シロツメクサとも呼ばれるクローバーによく似た植物です。
しかし、分類がそもそもカタバミ科とマメ科で異なります。
また、葉の形状もハート型と丸型と違うものとなっています。

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