シャキシャキ食感が美味しい「蓮根」の旬はいつ?文字通り蓮の根っこなの?

シャキシャキとした食感が美味しい野菜、それが「蓮根」です。
「蓮根」はビタミンCや食物繊維が豊富な野菜でもあり、日本の食卓でも重宝されている野菜です。

今回はそんな「蓮根」の旬について解説します。
また、その名の通り「蓮根」の根っこなのかどうかも含めて説明します。

「蓮根」とは

まずは「蓮根」がどのような野菜なのか見てみましょう。

根っこというよりも茎に近い

「蓮根」は食用とされるハスの地下茎部分のことを言います。

そのため、根っこというよりは茎に近い部位となります。
実際に食用とするのはハスの根ではなく肥大化した茎です。

地下茎は節ごとに分かれており、形状も品種ごとに様々です。
なお、地域によってはハスの花も含めて食用とされることがあり、かなり優秀な食材と言えるかもしれません。

奈良時代から食されてきたとされる「蓮根」

「蓮根」は日本だと奈良時代から食されてきた食材の1つです。

特に断面の穴は「先を見通す」ことに通じることもあり、古くから縁起が良い食材とされてきたのだとか。
そのことから正月のおせち料理や節句の料理にもよく使用されるのが特徴です。

実際に「蓮根」は輪切りにすると複数の穴が空いています。
意外と知られていませんが、葉っぱも切断すると断面に複数の穴があることが確認できます。

日本の料理ではその穴を活用して調理されることもあります。
この「蓮根」の穴は空気が少ない泥の中で呼吸を助ける役割があるのだとか。

まさにその穴は「蓮根」が進化の過程で得たものと言えるでしょう。

「蓮根」の旬

では「蓮根」の旬はいつ頃迎えるのでしょうか?
ここからは「蓮根」の旬について詳しくまとめます。

秋冬に旬を迎える「蓮根」

食材としての「蓮根」は10月~3月に旬を迎えます。

秋~冬にかけて茎を隔てるそれぞれの節がふっくらしてきます。
その節の太さによって「蓮根」が旬を迎えたかどうかがわかるということです。

なお、太った蓮根は栄養豊富で食感もシャキシャキです。
味わいも旬のものほどしっかりとしていて美味しいです。

ちなみに、市場ではより膨らんだ「蓮根」が良品とされます。
表面の皮に傷や凹みがなく艶のあるものも良品とされるとか。
そもそもが縁起物ということもあり、日本では色々な場面で使用されるのが特徴です。

余談ですが、旬の「蓮根」はカリウムやビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB5など水溶性ビタミン類が豊富に含まれていることで知られています。

中でもビタミンCはレモンに匹敵するほどなのだとか。

しかも「蓮根」に含まれるデンプン質がビタミンCを守り、加熱してもビタミンCが損なわれないという特徴を持っています。
それだけでなく不溶性の食物繊維が豊富なことでも知られます。

さらにカルシウムや亜鉛、銅やムチレージ、タンニンも含まれているのだとか。

まさに「蓮根」は野菜界のスーパーフードなのです!

秋までに取れる蓮根「新レンコン」

「蓮根」は基本的に秋~冬に収穫されたものが旬とされます。

しかし、早めに収穫される「新レンコン」などもあります。
この「新レンコン」は本格的な秋になる前に収穫されるのが特徴です。

通常の「蓮根」に比べて若いということもあり、また違った風味を楽しめるのが特徴となっています。

「蓮根」の生産地

最後に「蓮根」の生産地について見ていきましょう。

一大生産地は「茨城県」

「蓮根」の一大生産地は茨城県とされています。

その生産量は1970年代からほぼ変わらずに推移しています。
他の都道府県は年々生産量が減少傾向にあるのですが、茨城県はむしろ生産量が増加傾向にあるくらいです。

実際に2020年には全国シェアの過半数を茨城県産のものが占めていたのだとか。

それくらい茨城県は「蓮根」の一大生産地となっているのです。
その他、徳島県や愛知県、佐賀県や山口県などでも栽培されているのですが、生産量は茨城県がNo.1です。

まとめ

「蓮根」の旬は秋から冬となっています。
旬を迎えた「蓮根」はシャキシャキした食感が美味しいです。

ただ、実は「蓮根」は根っこ部分のことではありません。
実は茎部分のことを意味する言葉となっています。
その点は間違えて覚えないようにしたいところです。

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